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[前]夜空舞う、銀の蝶
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「蝶ちゃん、楽しいかい?」

「はい!とっても」

そうか、と笑い返してくれる九代目。
私の事はおじいちゃんと呼んでくれて構わないよ、と言われた時
凄く嬉しかった…

此所の皆は優しくて(ラルはキツいけど)、温かい。




私は、皆が幸せになる未来にしたい。
この先の未来に何が待っていても…
乗り越えなきゃ、いけないんだ。



「蝶ちゃん、今日はお出かけしようか」

「えっ…良いんですか?」

「イタリア観光も良いだろう?」


「…はい!」


イタリアなんて初めてだ。
観光が凄く楽しみだ。





────「…」


えと、車に乗って、九代目と手を繋いでて、人込みに入って…





はぐれた?



あれ?何これ?俗に言う…迷子かい?
ヤバい。自分が何処にいるかわからないよ。ずっとボンゴレ低に居たんだもの。




邪魔になるから端に寄って、頭を抱えた。

その時、銀色が見えた…



「何してんだ?」
「何してるのよ」





その二人は

後に毒サソリ、悪童、と呼ばれる二人だ。







(獄寺隼人に)

(ビアンキだ)

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あきゅろす。
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