[前]夜空舞う、銀の蝶
2
「ん?タケシに蝶ちゃん…知り合いか?」
「こ…
ここって山本んちのスシ屋だったの!!?」
(でもなんで蝶まで!?)
*
竹寿司から笑い声が響いた。
「チビ達にだまされるかよふつう」
「そんなこといったって」
「まぁ…リボーンならやりそうだわな」
事情を聞けば、ツナはリボーン達と一緒に食べていたがリボーン達に逃げられたと言う。
気の毒な話だ。
剛さんも、武君の友達なら話が変わる、とツナを許してくれたが…
「あの分は払ってくれよ」
「んな゙───!!!」
「ちょっと───!!!」
剛さんの慈悲をぶち壊し。
三人はネタを食い散らかしていた。
しかも逃げだす始末。
捕まえられたのは、すっ転んだランボだけ。
ツナはランボに、金を出せ、と言ったが
ランボがそんな物
持っているわけがない。
(ん、と差し出されたのは)
(ただの石ころ)
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