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[前]夜空舞う、銀の蝶
4



シャマルが隼人君に話しかければ
女たらしがうつる!とシャマルに言った。

ツナに患者を診ろと言われれば、ハルの方に向かって行き…


………ん?


「ハル!!離れて!!!」

「へ?」



……時既に遅し。

シャマルの手はハルの胸にあった。


キャアァアア!!!


「おぉ…」


ハルのパンチを受け、この元気なら大丈夫、と言ったシャマル。
てか、

瀕死の奴見ろっつってんだろ───!!!


ツナがモレッティさんを指差せば、男は診ねーって、と返された。

シャマルは
瞳孔開いて
息止まって
心臓止まってれば
死んでいると言った。


急いで皆が確認する。


「ドーコー開いてます」

「息も止まってる……」

「心臓…


止まってる」



(死んでる──!!)


皆の心の声がそろった時である。


シャマルはそれを聞くと帰っていった。

ツナは大慌て。他は沈んでいた。







(その時)

(遠くからバイク音が)

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