[前]夜空舞う、銀の蝶
体育祭
「゙極限必勝!!!゙」
今日はいつも以上に了平先輩が熱い。
先輩をここまで熱くさせる行事。
この時期にあるのはただ一つ…
…体育祭だ。
並盛中では、体育祭は超ビックイベントとされている(…風紀委員はその日は見回りで忙しいから私はあまり楽しみではない)。
並盛中は縦割りでチームを作る。
皆は、組同士の対抗戦はとても白熱する!と言っていた。
特にクライマックスに男子だけで行ゔ棒倒じが凄いとか。
なんでも
総大将が棒のてっぺんに登り、相手の総大将を地面に落としたチームが勝ち
と言う変則ルールらしい。
京子はいつもソレについて先輩に語られているらしい。
…気の毒に。
先輩は、勝たなければ意味はない!!と意気込んでいた。
皆もオオオと物凄い勢いだった。
「そっかー。体育祭のチームは縦割りだから、京子ちゃんのお兄さんと同じチームなんだ」
「…了平先輩、いつにも増して熱いよね」
「うん…」
あはは、と苦笑い。
ツナは京子が気になるのか京子を見ていた。
(その時)
(隼人君が口にしたのは…)
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