[前]夜空舞う、銀の蝶
ドクロ?
「あれ?」
「ちょっ…大丈夫?」
クラ…ッとよろけるツナを支えると
ツナは、体ダルい、と言った。
カゼかな、と自分の額に置いた手を見て
ツナは驚いた。
「!! な!
なんだこれ───!!?」
「あっ…」
ツナの手の平を見ると、手にはドクロが出てきていた。
これは確か…
「それはドクロ病っていう不治の病だ
ツナ、死ぬぞ」
「いきなり───!!!」
どょおぉお〜んと現れたのは、真っ白なリボーン。
リボーンは死ぬ気弾を何発撃ったか、と聞いてきた。
「…10発?」
「そうだぞ
死ぬ気弾で10回殺されると、被弾者にとんでもないことが起こると言われているんだ」
まさか不治の病とはな…残念だ、と終わらせたリボーン。
…いつもならツナが取り乱すけれど、今日は冷静だった。
ツナは信じてなかったから。不治の病を。
(数分後)
(ツナの家から声が響いた)
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