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[前]夜空舞う、銀の蝶
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中に入れば了平先輩が、タイからムエタイの長老が来ている、と言い出した。


「…はぁ?」

「タイの長老…?」


「パオパオ老師だ」

パオ──ン!


(リボーン…ι)



そう。現れたのは
象の帽子を被り、ボクシングパンツを穿いたリボーンだった。

リボーンはツナと了平先輩のガチンコ勝負が見たい
とツナに無茶振りをし、了平先輩もそれに賛同。
それに隼人君、武君、京子も。

反対派は私とツナだけとなってしまった。


それより、ツナは何故誰もリボーンだと気付かないのか気になっていた。






「ゆくぞ沢田ツナ!!加減などせんからな!!」

「先輩、ツナの名前間違ってます。沢田ツナじゃなくて綱吉ですよ」

「そんな事は知らん!!」


…知らんで片付けやがったよこの人。

ツナは緊張しきっていたので、緊張感を和らげようと思いツッコんだのだが…
あまり意味がなかったみたいだった。


カーンとコングが鳴り響く。
その次の瞬間。
ツナは了平先輩に殴られていた(なんか言い方悪いけど)。







(…立って)

(ツナ…)

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あきゅろす。
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