[前]夜空舞う、銀の蝶
戦友?
「リボーン」
「なんだ?」
「それ…どうにかなんない?」
私はツナの部屋に来ていた。
ツナは買い物に行ったらしく部屋にはいなかった。代わりにいたのはリボーンで。
そのリボーンの顔には
沢山(そりゃもゔごっそり゙と)のカブト虫がついていた。
まぁ、それが夏の子分達だと言うなら…しょうがない。
てか、今はそれを気にかけるじかんはない。
…彼女がこの街にきたのが本当か、確かめなくてはならないから。
「リボーン
…ビアンキさんが来たって、本当?」
リボーンは、ああ本当だぞ、と言った。
私は頭を抱え込んだ。
(あぁ!来ちゃったよ!ビアンキさんが!!)
頭を抱え込んでいると、ツナが部屋に入ってきた。
とても慌てていたが、リボーンの顔を見てそっちに気が移ったらしい。
リボーンはツナにビアンキさんが来た事を伝えた。
まぁ、ツナが知ってるわけないのだが…
その時、チャイムがなり、イタリアンピザでーす、と聞こえてきた。
私はツナと一緒に下に降りて行った。
「ピザ?」
「奈々さんいないみたい…
…あ」
ドアへ目を向ければ………
(彼女、)
(ビアンキさんがいた)
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