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8.
新選組の皆さんの自己紹介が終わったら次は万事屋の番だ。

「ここの主の坂田銀時、まぁ決まっちまったもんは仕方ねぇし帰る方法でもゆっくり見つけろよ」
「……都合の良いこと言っておいて、内心家賃の事でガクブルな癖に」
「心配なもんは心配なんだよ!!格好くらいつけさせろよ!むしろつけさせてください!!」
「はいはい格好良い格好良い。椎茸の次に素敵ですよー」
「お前のその椎茸推しなんなの!?」


名前は銀時の言葉を無視すると「一応この家の主です」と言って新八を指差す、

「え、と僕は志村新八です。一応銀さんの元で万事屋をやってます、……ぐーたらな主で大変かと思いますが何かあったら僕に言ってください」
「この人の事は眼鏡掛け器とでも言ってあげてください。ツッコミしか存在意義のない人なので」
「何でですか!!存在意義ぐらい僕にだってあります!!「お通ちゃんを愛で隊の隊長ね。……哀れですそのゴミを見る目はやめろぉぉお!!つーか愛で隊じゃねーし!親衛隊だし!!

名前は軽く受け流すと次は神楽ちゃんね、と指差す。

「私は歌舞伎町の女王アルよ!この家の裏番長ネ、お前達跪くヨロシ?」
「じょ、女王!?女王が何でこんな汚ぇ家にいるんだよ!!」
「おいィィィイ!!これから住もうって奴がいきなり悪口!?なに?何様!?」
「す、……すまねぇ。つい本音が」
「そうかそれがお前らの本音が表に出ろやゴルァァア!!」


銀時は怒鳴り散らすと木刀を抜き出して土方に向ける。

「……なるほど、住むなら強さを示せって事か?」
「良いですねそれ。……分かりやすくて」
「あ、……まじで??」

どうやら血の気が多いらしいこの方達は力主義らしい。……まぁ、確かに分かりやすいけど。

「良いじゃないですか、下降りてやりましょうよ。ここ最近思いっきり動いてないですしリハビリですリハビリ」

名前はぐっと伸びると外へと出る。
思いっきり戦っても良さそうだ、今日ぐらいはね。

さぁ始めましょう
(まじでやるんですか?)
(やなら出てけ腰抜け)
(ふざっけんなやったるわ!!)

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あきゅろす。
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