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evidence(骸ツナ)
※ほぼ会話文です








evidence






「暇だよー骸」


『ボンゴレ…僕は今何をしているか分かりますよね』


「仕事中でしょ」


『分かっているのに電話をしてきたのですか?』


「うん」
だって声聞きたかったんだからしょうがないじゃん


『貴方は仕事中じゃないんですか?』


「サボり中だから平気」


『アルコバレーノに怒られますよ』


「その時は骸も一緒だね」


『嫌ですよ、貴方おひとりでどうぞ』


「ハハハ…今まだフランス?」


『秘密です』


「教えてくれてもいいじゃん」


『仕事をしない罰ですよ』


「骸のケチ」


『貴方は子供ですか』


「…俺ね、うさぎなんだって」


『はいっ?』


「動物占いみたいな奴でやったらうさぎだった」


『そうですか、確かにそうかも知れませんね』


「なんで?」

『小さくて、誰かいないとさびしくて死んでしまいそうになる。まさに貴方じゃないですか』


「……そうかもね」


『だから…』

「ん?」



ガタン――――



「僕がずっとそばにいてあげますよ」

「む、骸っ!!」


骸が窓から入ってきて俺を後ろから抱きしめる
ふわぁっと骸の匂いがして、すごく心が落ちついていく
嫌な事が全部消えていくみたいだ


「ふふ、お帰りなさい」


「ただいま、綱吉くん」


骸がここにいる
それだけでとても幸せだと思う


「綱吉くん」

「骸…、んっ」


俺達は触れるだけのキスをした
何回もここに貴方がいる証拠を残すかのようにキスをした


ははは、俺、骸がいないと生きられないみたいだ


もう一生離さないよ
    俺のとても大切な人――













10年後骸ツナ会話文でした
二人は電話中もイチャイチャしてると思う←

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