[
携帯モード]
[
URL送信]
おもいびと
◆うつろい11
ひと抱えはあるプレゼントを運んで、エントランス前で鍵を探していると。
不意におれを呼ぶ声が聞こえた。
この声は
陸?
おれは、声を頼りに視線を移してから。
そこに所在無げに佇んでいた影を見つけて。
心臓が潰れてしまうんじゃないかと思うほどの、胸の痛みを覚えた。
うつろい
─―終─―
[*前へ]
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!