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おもいびと
◆イノセント3





先輩からもらったローションを秘密の引き出しから出して。
シーツの上には大きなバスタオルを敷いた。

服を汚さないように弟を脱がせて、ベッドに座らせて。
おれもズボンは汚さないように脱いで。
ベッドに上がって、弟を背中から抱き締めた。

まだ華奢な子供の身体は、おれの腕の中にすっぽりと収まってしまう。

これから何をされるのか不安そうな顔でおれを振り返る裸の弟は、目眩がするほど可愛くて。

甘いシャンプーの匂いがするサラサラの天然茶髪。
豊かな濡れた睫毛に飾られた、ぱっちりとした大きな目は赤く潤んで。
男ガキの癖に艶があって綺麗な白い肌の温もりが、おれを救いようのない劣情に誘う。



おれは、なんとか理性を保って、初オナ指南に徹した。



弟の手を取って、自分の手で性器を握らせて、しっかり皮を下げさせる。
下げた皮はおれが根元で固定してやって。
剥き出した亀頭と竿をローションで濡らした手で優しく撫で擦る事を教えた。

余り皮の上から握って、皮ごと上下させて刺激しても、後々のためにはならないから。

しっかり剥いて亀頭を擦れ………と父から教えられた。


それを忠実に守っていたら、おれのは中二ですっかり剥けて。


周りの連中よりもデカく成長していた。



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