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爆音オルガスムス
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ライブハウスで話したり一緒に居たりして、なんとなく付き合い続けてきたオンナは、おれの高校受験に自分の学校を薦めてきた。

軽音部が全国でも高いレベルで、初心者でも基礎から指導してくれるって。

自分は卒業してしまう癖にどうして誘うんだって思ったけど。

中二の夏。
招待された学校祭を見に行って。
その時の軽音部のライブを聴いてから。
おれは、その高校に入学することに決めた。

おれはステージに立ちたい。

そのためにはメンバーが必要だ。

レベルが高いなら願ったりで。

きっと、おれを気持ち良くしてくれる奴が、一人くらいはいるに違いない。



その学校は偏差値も高いから、その時ばかりは勉強した。

あのオンナ意外とデキたんだな。……と初めて知って、少しだけ見直した。



おれはずっと勉強なんてしなかったから、基礎から詰め込んで鼻血が出るほど勉強した。

あんなにバカみたいに勉強して、ラスト半年間には音楽も我慢して。



合格した時は嬉しくて、半年ぶりにライブに行って、オンナに「後輩になった」って報告したら。

自分も大学に合格したからって、ご褒美に童貞喰われた。



アソコに突っ込むセックスは意外と興奮したけど、『痛い』とか『待て』とか散々文句言われて。

いつもより数段ベショベショに濡れて潮吹いて達ったくせに。



そんなだから。

あんまり集中できないし、あんまり気持ち良くなかった。





音楽聞いて、ひとりでパンツ濡らしてる方が、ずっと気楽で気持いい。



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あきゅろす。
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