結界師
正Xチビ良 兄ちゃんの意地悪
「兄ちゃん、見て!」
そう横から言われて覗いて見ると両のほっぺが丸く盛り上がっている
弟の受け皿のかげをみるとプチトマトのへたが二つ置かれている。
成程と思い。
笑ってしまった、でも父とおじいさんは笑ってない。
すぐに弟を叱った「食べ物で遊ぶんじゃない!!」
「良守さっ!出しなさい。」そう言われて
ふてくされ弟はみかたしてくれるであろう俺に体を擦り寄せた
もちろんまだプチトマトは入ったままだ。
可愛いなと言う思いを抑えてからかいたくなった。
「父さん、いいよ、良守こっち向いて」
「何??」
器用にプチトマトをほっぺに入れながら少し口ごもって話す。
おもむろに親指と人指し指をほっぺにあてがってほっぺの中でプチトマトを潰した。
さながら、口の中でトマトジュースだ。
ゴキュと飲み込み
うっうっとうわずって来る弟を見るのが自分を満足させた。
期待を裏切られた行為に抗議したいがなかなか言葉にならないそんな風にしたのが自分だと思うと快感だ、ある意味。
いつこの俺の気持ちに気が付くかな?
気が付く前に手が出そうな気がしてきたけどそうなると俺は犯罪者か
でもこれだけ近いと……
「兄ちゃんのバカバカ!」バカを連呼しながら膝の上に乗っかって泣きじゃくる。
「ごめんって、ねぇ良守一緒にお風呂入ろっか?」
「お風呂!兄ちゃんとお風呂〜っ連れてて。」
何て可愛いんだ
「はいはい、手出して。」
そして二人で風呂に入った。
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