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スローライフ(七条雫さまへ)


アレン「ごめんね! みんなでピクニックに来てるはずなのに、ボクの周りに魔物が群がっちゃって……」


アルク「ある種の特技だな」


アレ「ゴメン、今は離れてて! また遊びに来るから……」


ピアン「まあ、これはこれでいいと思うよ!」


アレ「そ、そうかな……」


ネロ「うん。それにここは居心地がいいし」


アレ「そう言ってくれると嬉しいなぁ。ありがとう」


ピ「で、でも、どうやって、モンスター達と仲良くなったの?」


アレ「どうだっけかなぁ……まあ………自然にかな……」


ピ「す、すごいね!」


アレ「そ、そうかな?」


ネ「ぼくもそう思うよ」


アレ「えへへ……な、なんだか照れるなぁ……」


アル「にしても……やはりこの雰囲気からは感じられないな」


アレ「??? どういうこと?」


ピ「アレン君が、強いって話を聞いたんだけど……」


アレ「そ、そうかな……あまり自覚はないんだけどね。一応、ディセンダーとして、簡単には負けないように頑張ってるつもりだよ」


アル「努力家なんだな」


ネ「ぼくも負けてられないね」


ピ「一度、アレン君と、一緒にクエスト受けてみたいな……」


アレ「ボクで良ければ、いつでも声かけてよ! ボクも皆と行きたいなと思ってたとこなんだ」


アル「そうだな。僕ももう少しアレンのことが知りたい」


アレ「なら、明日にでも行こう! でもまあ今日は……ここでひなたぼっこしてよっか」


ネ「そうだね。すごく気持ちいいし……ぐぅ」


アル「眠ったな」


アレ「早いね……」


ピ「でも、よく見たらモンスター達も眠ってる……」


アレ「お昼寝の時間かな?」


ウルフ「クゥ〜ン……」


アレ「? ああ、ヒラヒラを引っ張らないで……首が絞まるから……」


アル「(可愛いな)」


ウ「…………」


アレ「怯えなくてもいいよ。ボクの友達だから」


ウ「クゥ〜」


アル「寄って来たぞ……」


ピ「アレン君、やっぱりすごいよ」


アレ「えへへ……。ありがとう。でも、どうしたの? さっきまで眠ってたのに……」


オタオタ「キューキュー」


アル「オタオタもいるのか?」


ピ「い、色んなモンスターが集まる場所なんだね」


アレ「うん。可愛いのからかっこいいのまで、ここには沢山いるんだ!」


ネ「オタオタってやわらかいね」


ピ「あ、ネ、ネロ君起きてたんだ」


ネ「うん。ぼくの周りに沢山集まってきてるし」


アル「お、僕の方にも……」


ピ「あ、私のところにも……」


アレ「みんなすっかり懐かれてるね〜!」


ピ「ま、また、ここに来たいな」


アレ「いつでも大丈夫だよ! また皆で来ようね!」


アル「ああ」


ネ「うん」


アレ「ボク、皆とお友達になれて本当に嬉しいよ! これからもよろしくね!」


ピ「こ、こちらこそ! よろしくね!」


アル「ああ。よろしくな」


ネ「……」


アル「寝るな」


ネ「寝てないよ。ぼくもアレンと友達になれて嬉しいよ」


アレ「ありがとう!」




end.
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七条雫さま宅のディセンダー(アルクくん、ネロくん、ピアンちゃん)との共演スキットです。遅くなりましたm(__)m

皆が楽しくしているイメージが簡単に浮かんできました。
まだ三人の性格を上手くとらえきれていない気もしますが(^^;;)

本当に、我が子とお友達になって下さり、さらに、相互してくださり、ありがとうございました!


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