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POEM
空っぽの部屋


やはり君が好きなんだと

いなくなった部屋をみて

痛感する

視線はいつもあの部屋を見て

昨日まではいたのにと

苦笑いをして

元の生活を送る


君がいなくなっても

何一つ変わらないんだけど

君に似た、喋りをする人の

君ぐらいの身長を見ると

どうも体がそっちを

見ちゃうんだよ

まだ諦められない

もう君はいないのに


あの時いつまでも

いたいと思ったのは

君の瞳(め)に最後

私を焼き付かせて

みたかったからなんだよ


まだ君が好きだ

互いに言葉を交わしたことは

なかったけど

いわゆるひとめぼれ


一瞬の衝撃が走り抜ける感じ

また会えたらいいな

君との思い出

あったよーな ないよーな?

それでも いいのさ

忘れない

忘れられない

忘れたくない

だって大事な思い出だったから

明日の針が動くまえに

君の顔を忘れないよーに

毎日思い出すよ

最後には忘れてしまうんだろうけど

またどこかであえたら

同じ気持ちになるのかな?

それとも


そのまま忘れちゃうのかなぁ





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