POEM
太陽と月
月は
太陽に隠してもらうもの
太陽は
月を隠すもの
月は
自ら輝けない
月は
太陽の力をかりる
太陽は
その代わりに
月のような神秘性がない
大雑把な太陽は、
月のような繊細さに
かける
月のような魅力の持ち主は
友達が多い
太陽のような力の持ち主は
嫉妬が多い
眩しいから
他のものが見えてしまう
強いから
他のもののはかなさが
良く思えてしまう
そうしてがさつな太陽は
愛の意味を探し
夜には暖かな癒しを求め
土へと迎う
明日はもっと
輝けるように
明日はもっと
誇れるように
本当に
ほしかったものは何？
友達？
神秘性、それとも
繊細な愛？
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