POEM
好き
何度"好き"と言えば
本当の想いは伝わるのかな
メールの『す』の
候補履歴にはいつだって
沢山の"好き"で溢れてる
形の好きじゃ、
きみはもう飽きるくらい
見ている
告白は今日で99回
笑顔の"好き"にきみは
馴れ親しんでる
聞き慣れた
形でも音でも
きみは僕から沢山の愛の証
を受け取った。
きみは"好き"が嫌いと
いった。
本当の愛してるをくれと
いった。
僕は本当の愛をしらない
想いは響かない
溢れる想いは伝わらない
僕の感情は
きみがつくり出したもの
きみへの想いは
きみの魅力から出来ている
きみへの感情は明日の希望
きみとの日常は幸福へ導き
僕を誘い 癒してくれる
いつでも僕はもらって
きみへの恩返しは
何1つ出来ていない
明日が晴れたら
"好き"だと言おう
100回目は真剣に
僕の口から伝えよう
笑顔じゃないよ
一心できみへの想いを糧に
する
いつかきみの嫌いな"好き"
が大好きになるまで
繰り返し繰り返し
どうかそれまで
想いがつづくように
そうして100年後、
本当の愛に気付くでしょう
この暖かな日差しに
包まれながら。
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