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Present Novel
純情ひまわり



「そんなん、
悩むことでもねーなー」






「なっ、」





「そいつ、男だろ?」





「まぁ‥」





「そいつは、
お前が好きだから、誰にも渡したくねぇーんだよ」





「は?んなわけっ…」







「25年生きてる俺が言う、
間違いない」





藤堂さんが私を見てまた
笑いだした。





花屋には似合わない金髪が
藤堂さんには似合う。





「若いって
おもしれーなー」






「そ、それより藤堂さん25だったんですかっ」





「あ?あー若くみえた?」





「いや、
さんじゅう…いたっ!」





私が言おうとした瞬間、
パシッと頭を叩かれ





藤堂さんを睨んだら





「バカ言うな」





ともう一回叩かれた







痛いなぁと頭を擦ってたら私の背後で3人くらいの若い声がした。






「シンちゃーん」







「何だお前ら、どーした
また邪魔しにきたのかよ」





藤堂さんが見たことない顔で、私の後ろにいる人たちに話し掛ける。




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