Present Novel
ラブマイン症
「……」
如月は、俺の顔を一回、
睨んでからお皿を片付け
はじめた。
そんな如月を鼻で笑って
パソコンに顔を向けなおすとまたキーボードを打ち始めた。
8:40には
身仕度をし始める。
如月は食器を洗って既に
綺麗な部屋を更に綺麗に
する。
「部長って、
何でいつもこんなに綺麗
なんですか?」
「ぁあ、俺のママが、
片付けに来るんだ。」
「え!?」
「嘘だよ、」
「驚かせないでくださいよ。ビックリしたじゃないですか。」
「あー俺、かなり綺麗好き」
「そうは
見えないですけどね。」
「お前、部長に向かって失礼な奴だな、」
「いや、だって部長って
何でも出来るって有名なんで何か一個くらい欠点があるんじゃないかなと…」
「なんだそれ、
完璧にこしたことはない
だろ、
まぁ、俺にも欠点ぐらいは
あるけどな」
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