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Present Novel
未来マスク
そして
その子は、俺と隣だった。
昔から何処か冷めていて
近付き難い、俺でも、
この時ばかりは
運命というものに、本気で
向かいあってみた。
しかし俺達は一言も言葉を
交わさなかった。
彼女は必ず、
横の俺を見ない。
前だけを見つめていた。
それでも、
良かったんだ。
俺はいつ学校に来れなく
なるか分からない身。
その横顔を見てるだけで
幸せだった。
純粋な片思いだった。
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