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愛の歌(完)
9
「陸…足が痛い。」
サキが苦痛の声を出した。無理もない。
履き慣れていないヒールの高いサンダルは、動きにくく辛いのだ…
「脱いでいけよ」
俺がそういうと、「そっか」という顔をしてサキは裸足になって駆け出した。
「走りやすい…」
サキが呟く。
「だろ…?」
俺も呟いた。
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