願い叶う時 破瓜4 「泣きたいなら泣け、俺は止めるつもりはない」 朱旺は首筋から鎖骨、胸にかけて唇を落とし胸を包む下着に指をかけた。 そしてそれを邪魔だとばかりに上に押し上げ、激しく乳房に吸い付いてきた。 時折歯を立てる強烈な愛撫は、痛みしか感じられない。 「いやあああッ!痛……い、止めてーっ!誰か…ひぁ……っ!」 「邪魔をする者は誰も居ない、助けを求めた所で無駄な事だ」 泣き喚く芳乃を冷淡に見下ろし、朱旺は手を下腹部へと伸ばしていった。 強く閉じられた脚を割り、冷たい指が太股を撫で滑るように秘部へ到達した。 「濡れてないか、……まぁ処女であれば当然かもしれないな」 未開拓の秘部は朱旺の指を簡単には受け入れようとはしない。 それでも無理矢理指を押入れ、蜜を促すように律動を始めた。 「痛……い…。…ふ……ぅ、お願い……だから、抜いっ……、ひ…」 息を詰まらせ痛みに耐え、芳乃は息も絶え絶えに与えられる痛みから解放してくれるよう懇願する。 しかしそんな苦しみを湛える芳乃の表情も、朱旺には悦楽の的でしかなかった。 冷たく長い指が芳乃の体温で徐々に熱を帯び、濡れていなかった秘部は次第に透明に光る蜜を朱旺の指に絡め始める。 「これくらいで根を上げてどうする、まだまだ……だ…」 「ああ……あぅ…ん、……はぁはぁ…」 苦痛に悶えていた声が甘い喘ぎに変わり始めた頃、まだまだと言った朱旺は指を引き抜いた。 これで終わったのかと思い、芳乃の身体から緊張が解け始めた時。 腰を引き寄せられ、脚を大きく割られ秘部を天井に曝け出す格好をさせられた。 「い……いやああッ!怖い…やめ……」 無理に折り曲げられた身体が新たな苦しみを生み、悲鳴を上げる芳乃に構うことなく朱旺は静かに口を開いた。 「怖い?……じきに良くなる、心配するな」 泣き叫ぶ声すら朱旺にとっては甘美な調べでしかなく、口の端を上げて小さな笑みを覗かせた。 長い銀糸が臀部に触れ、柔らかな感触を与えられた芳乃は一瞬息を止め顔を歪ませた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |