美咲の紅潮した頬に手をあてがい、互いの舌を絡め合う。
センリは硬くなった自身を、濡れそぼった美咲にあてがう。
「あああぁァん!!」
「美咲の中……熱いですね、溶かされてしまいそうです」
ゆっくりとした動きに、快感の波が押し寄せてくる。
「はっはっ……っはあっ、セン……リ」
「気持ち良いですか?もっと啼いてください、……もっ私のために貴女の声を聞かせてください」
美咲の足を持ち上げ、奥深くへ欲望を突き立てる。
「強引にしてすみません。……貴女が愛し過ぎて、……想いを止められませんでした」
快感に飲み込まれながら、美咲は必死にかぶりを振る。
「……ううん、わ……私……はあぁ……嬉し……い……あああぁん」
「私は幸せです……、貴女とこうして一つになれた……クッ」
「はぁはぁ……私も、センリを……ン、ふぁ……感じれる……身体全部……で、……っ!」
美咲はセンリの首に腕を回し強く抱き、キスをする。
触れるだけの優しいキス。
「美咲……、一緒に……。もう、持ちそうにありま……せん……はっ」
「う、ん……。一緒に……ぃいああっ!……アアあぁっ!」
「美咲……愛しています。……永遠に」
甘い語らいに、恍惚の表情。
二人を包むのは、淡く揺らいだ、蝋燭の灯だけ。