蜜壷から聞こえる水音が次第に大きくなる。
センリは美咲の反応を楽しむように、緩急をつけながら指を動かす。
そして一点に触れた時。
「ひゃ……あぁん!ゃぁんっ」
「此処……良いですか?」
センリの瞳が細められ、指が一点を激しく攻める。
それと同時に熱い舌で、紅くなった花芽を舐め取る。
ざらつく舌の動きに翻弄される美咲は、一気に高みに昇りつめる。
「美味しいですよ、美咲の蜜はとても甘い」
「やぁっひっ!……アァ……あん、……だめ……もう」
「身体の感じるままに」
センリは美咲の花芽を吸いあげ、絶頂を誘う。
「あぁっ!……やあぁぁァ!」
美咲の身体が大きく跳ね上がり、快楽の喘ぎを零した。
その姿を満足そうに見つめるセンリは、口に付いた蜜を指で拭ぐう。
「これからですよ……美咲」
衣服を脱ぎ引き締まった肌を晒すセンリは、呼吸すらままならない美咲の身体に覆いかぶさる。
「美咲……ずっと一緒ですよ、愛しています」
熱を帯びた、紅く色づく身体。
潤んだ瞳の愛しい人に唇を落とし、深く何度もその愛を確かめるように。
センリを受け入れる美咲は、至高の悦びを初めて知る。