美咲の足を大きく開き、センリは自身を埋める。 既に蕩け、熱くなった蜜壷は簡単にセンリを飲み込む。 「随分濡れましたね、いやらしい美咲も好きですよ」 「あッ、あ、そんな……ッ!や、セン……ッ、ああん!」 センリは自分の腕の中で悶える美咲に唇を落とし、追い立てるように動きを早める。 「まだ印しを残していない場所がありましたね。さぁ美咲、身体を動かしますよ」 激しい動きを止め、センリは仰向けになる美咲を繋がったままうつ伏せにした。 「此処にも印を残しましょうね。私が綺麗な華を咲かせてあげます」 音をたてて強く吸い付き、熱い舌を這わせ味わうように舐める。 透き通った白い背中に、真紅の華が咲き乱れる。 センリは愛しげに見つめ、印した証に指を滑らせる。 美咲が下で喘ぐ中、その背中に表情があるように、美咲は悩ましげな動きを繰り返した。 「美咲の背中も、とても美しいです。挑発的な動きで、私を惑わしています」 センリは紅い刻印をなぞり、指で、掌で確かめるように触れる。 尚も続く律動に、美咲は息を荒げる。 「美咲、一瞬たりとも私を忘れないでください。いつも思い出して、指の感触、唇の温度、私と言う存在を……。私をいつも貴女の側に感じていて……」 「やッ、センリ、そんな強くしちゃっ……あ!あっ、ぁあん!」 美咲の腰をしっかりと押さえ、叩きつける様に何度も自身をぶつける。 奥へ奥へと、美咲に導かれるまま、センリの欲は猛る。 「美咲を壊したいくらい……、貴女に私と言う傷を残したいです」 喘ぐ美咲の背中に唇を落とし、揺れる二つの膨らみに手を伸ばす。 「美咲、イキそうですね……。悶える貴女を見ていると、私も我慢出来なくなります」 「イ……やぁ……、そんな……ああっ!」 四つん這いになって必死に快感に耐える美咲は、かぶりを振り息を荒げる。 センリは乱れた美咲の髪を耳にかけてやり、顔を近づけ囁く。 「嫌じゃないでしょう。覚えて……、私の声も、脈動も……。頭と身体に刻み付けてください……」 「――ッ!!や、ぁ……セン……ッ!!あ、あ、だ……め……イク……ッ!ああぁぁぁっ!!」 体内で感じる熱い迸りを美咲は受け止め、センリから与えられた度重なる絶頂で、真っ白な世界へ意識を飛ばした。 |