[携帯モード] [URL送信]

道化の国
刻まれる紅2




フィールドに戻った二人は、もつれる様にベッドへとなだれ込んだ。


「美咲、眠むたいなんて言わせませんから」

「ん……セン、リ……」


センリは唇を重ねながら、美咲の肌を隠す服を器用に脱がす。
唇を離し耳に舌を這わせれば、美咲の荒い息遣いをセンリの耳元で感じる。

熱い吐息が互いにかかり、気持ちが昂ぶる。


「……側に居てやれません。私を……しっかり刻み付けてさしあげますね」


センリの唇は耳元から滑るように、美咲の白い肌に紅い刻印を残してゆく。
徐々に紅く染め上がる肌に、センリは冷たい指を這わせるた。


「美咲、綺麗ですね。貴女の透き通る白い肌には紅が良く似合う」

「ん、はッ、はぁん、セン……リ……」


柔らかな膨らみを掌で包み、撫でるような愛撫を施す。
紅く突起した蕾を口に含み、舌で舐め上げ優しく歯をたてる。


「ッう、あ、あん!センリ……早く……あッ!」

「そんなに悩ましい声を出さないでください。まだまだこれからなんですから、そう急かさないで」


美咲の反応を楽しむように、センリはジワリジワリとした快楽を与える。
足を開かせて十分に潤っている蜜壷に指を這わせれば、ピチャリと音をたてるほどで。

入り口をなぞる様に、花芽に触れない様にゆっくりと、指を滑らせる。
しかし、紅い突起にはセンリの唇が絶えず吸い付いていて。
美咲は緩やかな快感に、身悶えしていた。


「セ……リ……、早く……、もう……あん!や、だ……、もっと、触って……」

「我慢できないのですか?もう少し美咲の悶える姿を見たかったんですが……、いかせてさしあげます」

「あッ、あ、ああッッ!ん、はぁはぁ、ッセ……ンリ!!あん!あン!!」


二本の指を濡れそぼる蜜壷に沈め、グチャグチャと最奥へ突く。
一点に触れれば身体を反らせ、美咲は悲鳴に似た声を上げる。


「此処が気持ち良いのですね。たくさんイッてくださいね、美咲」


妖しく笑うセンリは、顔を美咲の下半身に埋める。
強い反応を見せた箇所をセンリの指は激しく突き上げ、滴る蜜を吸い上げながら花芽に触れる。


「ひッ!あっ、アッ!!センリ……、や、も……、イッちゃ……ッ!も、――ああああッ!!」

「まだイケますよ、ほら、もっと……」


愛撫の手を休める事無く、センリは美咲の蜜で濡れる指の動きを益々強める。
花芽を吸うと美咲の身体は大きく反り、再度絶頂に達する。

センリは愛液で光る口元を、指で絡め取って舐め上げる。
恍惚の表情の美咲にセンリは覆いかぶさり、上から見下ろした。


「私も美咲と一緒に、快楽へ誘ってください」






[*前へ][次へ#]

7/26ページ

[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!