美咲に跨り、着ていたブラウスのボタンを強引に引き裂く。
「きゃっ!」
「すみません。優しくするつもりだったのに、我慢できそうに……ありません。そんな瞳で見つめられると尚……」
「そんな……瞳って?」
「愛しい人が私の香りのせいで肌を桃色に染め、潤んだ瞳で見つめられたら……。おかしくなってしまうのは仕方のない事です」
センリは自分の行なっている事を正当化するように呟き、美咲の唇を啄んだ。
「まるで私を吸い寄せて離さない……」
首元に顔を埋め舌を這わせ頬に上らせると、美咲の口内に舌を潜り込ませる。
力なく抵抗する美咲は、センリの胸を押すだけで精一杯だった。
そんな美咲に構わず、センリの指は顎から鎖骨にかけて這い、小さな紅い突起に触れる。
身体を仰け反らせる美咲の反応を楽しむよう、執拗に二つの突起を攻める。
「私にしか感じられない身体にしてあげます」
身体の中心が熱く疼く台詞を言ったと同時に、紅く硬くなった突起に歯を立てる。
「っやあぁん……いゃ……」
「感じますか?此処はどうなっていますでしょう」
身体中にキスを落としながら、スカートのホックを外し下着ごと脱がす。
センリの唇が、熱の籠る秘所に近づく。
「あ、あっ、センリ……やぁ」
「美咲、嘘はいけません。此処は……ほら、こんなに」
蜜壷の中にセンリの冷たく細い指先が入る。
「ああんっ……はぁはぁっ」
「私にもっと感じて……何も考えられなくなるぐらい、私で満たされてください。……美咲、愛しています」
耳元での愛の囁き。
美咲はセンリの甘い毒に、犯される。