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seducetress(A×T♀)*


プトレマイオスの一室。



アレルヤとティエリアはベッドの上で見つめ合ったいた……否アレルヤが一方的に睨まれているようにも見えた。


「あの、さ……やっぱり止めた方がいいと思うんだ………いつ敵が来るかわからないし、ね?」

「今は奇襲をかけられることもないだろう」

「……でも、トレミー内では君は一応男ってことになっているわけだし…不味いよ、君が女の子ってことバレちゃうかもしれない…」

「何故バレる?」

「ほらこんな間接的な部屋……きっと壁も薄いし…」

「問題ない」

でも、と言葉を続けようとしたアレルヤにチッと舌打ちをしティエリアは服を脱ぎ始めた。

『えっ、ちょっと待ってっ』とあたふたしているアレルヤをよそにティエリアは服を全て脱ぎ下着だけになるとアレルヤをベッドに押し倒した。




「全く…意気地のない男だ」

「んっ…ぅ…」

ティエリアは噛み付くようにアレルヤに口付けた。

「っ…はあ…ティエリアっ」

ティエリアはアレルヤのズボンと下着を下ろして勃ち上がった肉棒ををぎゅっと掴んで上下にさすった。

「あっ…っ…もう、君が誘ったんだからね」

アレルヤは身体を起こし片手でティエリアのブラジャーを外した。


「…やっとその気になったか」


アレルヤはティエリアを自分と向かい合うように膝に座らせて胸を揉んだり親指と人差し指で突起を押したり少し強く挟んだ。

「あっ…はあ、ん……っあ…」

「ティエリアっ…」


ティエリアはアレルヤの顔に両手を添えてそのまま自分の胸を押し付けるようにしながら突起をアレルヤの唇に含ませた。

「ふっ…ぅ、ン」


アレルヤは舌を絡ませながら押したり強弱をつけながら吸ったりを繰り返してピンク色の突起を舐め回した。


「あ…っん、ひっ、あ、あ…もっと…強くっ」

「急かしすぎだよ」


口で突起を愛撫したまま片手をティエリアの下肢に伸ばした。

「あっ…」

下着越しでもソコが濡れているのがよく分かった。ティエリアを見ると潤んだ真っ赤な瞳と目が合い勃起した自身がますます硬くなるのを感じた。


待ちきれなくなったのかティエリアは自ら下着を脱いで陰部を晒した。

「…萎えない内に早く入れろ」

「こんな状態で萎えると思う?」

ティエリアの発言に僕は思わず失笑しながら自分の息子を見た。

うん、元気だ。


「なら私を焦らすな」

ティエリアは胸を弄ることを止めていた僕の左手の指を舐め始めた。

開いている右手の人差し指を膣口に入れて中を探った。

「あっ…んッ、はあっ、あァんっ…」

僕は人差し指に続けて中指もいれ指の動きを加速させた。

「ティエリア?きもちい?」

「いっ…ッから、んっ……早、くッ……き、て」

アレルヤは指を膣から抜き粘液を漏らした肉棒をソコにあてがってゆっくりと奥に進めた。

「……はっ…あ…」

「…っ、さすがに、ちょっと、キツいね……」

アレルヤは想像以上の締めつけに顔を苦しそうに歪めた。

「動くよ」

中まで入れたそれを一旦出してまた奥までと突き上げるとティエリアの喘ぎ声はいっそう高くなった。

「あっ、あ、…はあ…うっ、あっ」

徐々に突き上げるペースを速めるとティエリアも腰を浮かせて自らその動きに合わせ始めた。

僕はティエリアがこんなに積極的だったなんて正直驚いていた。


「はあ…ん、もっと」


アレルヤは自分が激しく動くたびに一緒に揺れるティエリアの胸を揉みしだいて突起を甘噛みした。

「ああッ、あ、いっ、ぁっん……は……アレ、ルヤ…っんああッ」


アレルヤは自分の動きに合わせて腰を浮かせるティエリアを抑えつけて更に激しく何度も腰を振ると膣内の締めつけが更にきつくなってお互いに絶頂が近づいているのを感じた。


「あっ…ッ、もうっ、あああんっ、はあ…あっ、イッ、あっ」

「ティエ、リア…っ、はあっ…」

「ふ、んあッ…あっ、あっ、ひぁ、ああああーーッ」


ティエリアの身体が仰け反って力が抜けると、アレルヤはビクンと脈打ってはティエリアの中に精液を放って意識を手放した。






ティエリアは目が覚めるなり自分とアレルヤが裸で抱き合っていることに驚嘆の声をあげた。
勢いよく起き上がると下肢に鋭い痛みが走り自分たちが先程まで行っていたことを嫌でも認めざるを得なくなった。

「おいっ!起きろっ」

「ん……」

「起きろと言っているだろうがっ!」

ティエリアはなかなか起きようとしないアレルヤを激しく揺さぶって何度も名前を呼んだ。



「ん…ティエ、リア…起きた…の?」

「これはどういうことだっ?」

「へ……?」

「何故私と君が裸で抱き合っているんだっ!」

「はい………?」

「一体私に何をした?」

(何をしたって…)

「あの…」

「こんなの誰が見たって何をした後か分かるだろうっ」


僕の上に跨ってティエリアはわけも分からず怒鳴り散らした。君は自分が一糸まとわぬ姿だということに気づいているのだろうか。ついつい視線は君が動くたびに揺れる胸に行ってしまう。


「あの…もしかして、覚えてない…?」

「何をだ?」



(君が誘ってきたんだよ…)

僕は思わず出る溜め息を押し殺しまずはティエリアに服を着るようにと施した。





2008.04.07



あきゅろす。
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