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アリスの記憶@
ああ、ここは何処だろうか?私は…アリス?アリスマーガトロイドだわ。




数日前
………
「アリス!お〜いアリス!起きろアリス!!」

誰かの声が聞こえた。誰だろう?

「あ、起きたか!寝過ぎだぞ!アリス!」

目の前にいたのは魔里沙だ。

「なんの用よ?まったく、私は眠いの!!何時だと思ってるの?」
アリスは怒ったように言う

「00時20分だぜ。それより早く行こうぜ。」

「何処によ?」

「おいおい、まさか忘れたとは言わせないぜ。」

「へ?」

「この前の私と箒で競争した時の約束。ほら、勝った方が日曜日に行きたい場所に行くってやつだよ。」

「あ、あれか……だからってまだ日曜日になって…」

「もう日曜日だぜ!!」
「いくら何でもまだ早いんじゃない?」

アリスは言った
とにかく眠いから、寝たかったのだ

「沼の主は夜中しか釣れないから、早く行こうぜ。ほら、早く」

「アリスはしぶしぶ用意をした。」

「さあ、いくぜ!!」

「うん」

「……」

「どうしたの?魔里沙?」

「なんで、アリスが私の箒に一緒にのってるんだ?」

「いいじゃない。」

「まあ、いいか。いくぜ。しっかりつかまってろ。」

「うん、」

(ギュッと魔里沙をつかむ)

「アリス、やっと沼についた。アリスはまだ顔が赤いが、魔里沙はかまわず用意を始めた。



「早く釣りをしようぜ。どんなんが釣れるのか楽しみだぜ!!」

魔里沙はもうはしゃいでいた。


…………………

一時間くらいたった。二人ともなかなか釣れず、それでもガマンしていた。


「ZZzz....」

アリスが寝かけた。
「アリス、起きろ!お前が釣られるぞ!」

その時だった。


大きな音とともに大きなカエルが出てきた。

「沼の主って…カエルだったのね…じゃあ、釣りの意味が…」

と言いつつカエルの攻撃を避ける。

アリスは人形を数体だして、戦闘体制に入った。


「魔里沙、後ろ!!」

魔里沙の後ろから大きなの岩が飛んできた。

「おっと、危ない危ない。やりやがったな。」

魔里沙は間一髪よけて主に向かって手をかざした。


「恋符:マスタースパーク!!」

魔里沙は特大の光の光線を主に向かってうった。

主はよけようとしたが。

「無駄よ。私の魔法の糸であなたは動けないわ。」

マスタースパークは主に命中した。





「え!!」

主はマスタースパークを受けて普通に立っていたのだ。


「タフなやつだぜ。」

「魔里沙!!手抜いたんじゃないでしょうね。」


「………さあ〜?」


「ちょっと魔里沙!!真面目に戦いなさいよ」


「いや、だって魚拓とりたいからきれいに残さないとダメだからな。」


「まったく…わかったわ。行くわよ。魔里沙。」

二人はいつものようにのんきな会話をかわしながら戦っていた。


「アリス、上海人形何体持ってきてるんだ?」

魔里沙はたずねると、


「いや、まさかこんなことになるとは思いもしてなかったから…」


「そうか。まったく、準備はしておけよな!!」


「準備って…まあ、かるい弾幕ごっこくらいはなんとか大丈夫よ」


「さあ、かえるさん。あ・そ・び・ま・しょ。」


(ア、アリス怖いぜ…)


アリスは周りに人形をたくさん出した。

「いくぜ。アリス!!」

「ええ、いくわよ」


主は少し怒ったようだったが2人はきにしないで、戦闘態勢に入った。




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