小説
イージスの町
歩き始めて5分が経過
すると、草陰からカサカサと音が鳴った

アルス「誰だ!!」

モコモコ「モンスターだろ」

そして、草陰から姿を表した
モコモコの言う通りモンスターだった
突然アルスを襲って来た
しかし、アルスは見事にかわした

アルス「何だよいきなり
えーとこれは、スライムベスだな
まっ、襲って来たから倒そう」

アルスの攻撃は見事にスライムベスに当たった
そして、スライムベスは倒れた

アルス「よしっ。ゴールドも貰ったし進もう」

モコモコ「アルス、次モンスターが出たら、俺にやらしてくれよな」

アルス「あぁ、分かったよモコモコ」

モコモコ「よし!!早くモンスター現れないかな」

アルス「森だし直ぐに現れると思うよ」

そうアルスが言った後
直ぐに森を抜けた
すると、そこには町が

アルス「あっ町だ」

モコモコ「モンスターが…」

見張り「こら、お前達あの中は立ち入り禁止だ
分からないのか」

見張りに立ってた人は、アルス達を注意した

アルス「えっと、俺達はこの島に流されたのです」

モコモコ「そうだ、海流にのまれて、気付いたら海岸にいたんだ」

見張り「おぉ!!これはこれは旅のお方、失礼致しました
のまれてのでしたら、海流ではなく、渦潮かと思われます
よくご無事でいられました」

なんと、アルス達は渦潮にのまれて、この町の海岸に流されたようだ

アルス「えっ!?渦潮…」
モコモコ「渦潮だって!?そんな大きさはなかったぞ」

見張り「いえ、この辺りは海流に似た渦潮があるのです
小型の渦潮ですので、小さい船ならのまれてしまいます」

アルス「そうだったのか、俺らはてっきり海流かと思いました」

モコモコ「そうだな」

アルス「所で何故あの森は立ち入り禁止なんですか?」

見張り「あぁ、何でも強力なモンスターが住んでいるんだ
そのせいで、漁師達は漁に出れないんだ」

アルス「退治出来ないのですか?」

見張り「それは、無理です。前に行ったのですが、何処にいるかは分からないのです」

アルス「今は居ないのでは」

見張り「いえ、居ます
現に一昨日、村人がそのモンスターに襲われました」

アルス「そうですか…」

モコモコ「アルス!!俺達が倒さないか」

見張り「おやめ下さい、下手をすれば命を落としかねないのですから」

モコモコ「そんなのやってみなきゃ分からないぞ
なっアルス」

アルス「そうだなモコモコ、やってみなくてばいけない」

見張り「あなた方、本当に行くのですか」

アルス・モコモコ「あぁ」

見張り「そこまで、言うのでしたら、もう止めはしません」

アルス「それじゃ行ってきます
行こうモコモコ」

モコモコ「おう!!」

見張り「お待ち下さい
モンスターは夜にならなければ現れません
それまで、ゆっくりお休みください」

アルス「そうなの?それなら仕方がない」

モコモコ「なんだよ夜に現れるのかよ」

モコモコは少しガッカリそうだ

アルス「所でモンスターの名前は何て言うのですか?」

見張り「『おおきづち』だ」

この町にいる強力モンスターは、『おおきづち』のようだ

アルス「『おおきづち』ですか」

モコモコ「アルス倒そうぜ『おおきづち』を」

アルス「当たり前だよ。この町を平和にしないと」

見張り「やはり決心は固いようですね
それでは私の家でそれまでお休みください」

そう言って、見張りは家の鍵と地図を渡した

アルス「ありがとうございます」

モコモコ「ありがとう」

そして、地図と鍵を手に見張りの人の家に行った
見張りの人の家は以外と近かった
アルス達は、家に上がり夜を待った

そして、夜が来た

アルス「夜だな。モコモコ行くぞ」

モコモコ「おう!!」

果たして、アルス達は『おおきづち』を倒す事が出来るのか



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