小説
再会
アルス「戸締まりをキチンとしておかないと、長い間帰ってこないからな」

アルスは、家の鍵をキチンと閉め、この島を出ようとしていた
しかし、そこに長老が現れた

長老「アルス、竜王を倒しにいくのじゃな」

アルス「はい!!長老」

長老「では、島の北側に小舟を用意してあるからのう、それを使いいくがよい、食料も1週間分を積んであるからのう」

アルス「ありがとう長老。俺、世界の平和を取り戻してみせる」

アルスの発言で、島中の人々は拍手をした

長老「ならば旅立つのじゃ」

アルス「はい!!行ってきます」

こうして、アルスは島の北側に行き船に乗った
そして、島中の人達はアルスを見送った

そして2時間後―

アルス「少しあの島で休憩するとするか
食料をリュックに詰めておかないと、おっとテントも忘れずに持っていかなければ」

アルスは、食料やテントをリュックにしまい、船を止めて、島へ入って行った

5分後―
ガサガサ、ガササ

アルス「ん!?誰だ!!」

そして、青い生物がアルスを襲ってきた

アルス「ん!?何だ、この生き物は?」

「そいつは、スライムと言うモンスターだ」

アルス「誰だ!!」

「おいおい、アルスよう俺を忘れたか?」

アルス「あっモコモコ」
なんとそこに現れたのは、アルスの親友の『モコモコ』だった

モコモコ「やっと分かったか」

アルス「久しぶりだな、モコモコ」

モコモコ「おう、アルスも元気だったか」

アルス「勿論だよモコモコ、そう言えばあれ、モンスターだっていったよな」

モコモコ「あぁ、言ったぜ。この世界には、モンスターと言う生物が存在するんだ、アルス知らないのか?」

アルス「あぁ、初めてみたよ、俺が住んでた島では見たことが無かった」

モコモコ「初めてかよ、まっいっか、あれ倒してみろ、その剣で」

アルス「大丈夫?捕まらない?」

モコモコ「大丈夫だ!!モンスターだし倒してもなんの問題はない
ただし、飼われているのは駄目だぞ」

アルス「へぇ〜そうなんだ。で、あれは大丈夫なのか」

モコモコ「あれは野生だ大丈夫」

アルス「分かったよモコモコ、やってみるよ」

アルスはそう言い腰に差しておいた『どうのつるぎ』を手に持った

モコモコ「おっ『どうのつるぎ』か、さぁやってみろ」

アルス「あぁ、モコモコ、覚悟しろスライム
タッタタ、ザシュ」

アルスの攻撃でスライムを倒した

アルス「モコモコやったよ」

モコモコ「アルス、スライムは一番弱いモンスターだ」

アルス「えっ?そうなの」

モコモコ「あぁ、一番弱い、でもまあ資金を手に入れれるからな
ほれ、2G(ゴールド)落ちてるだろ」

アルス「えっ!?貰っていいの?」

モコモコ「いいんだよ、要らないんなら俺が貰うぜ」

アルス「ふ〜んそうなんだ、なら貰っておくか」

そう言って、アルスはリュックの中から、財布を取り出して手に入れたGを入れた

モコモコ「アルス、家へこいこの世界のモンスター図鑑を見せてやるよ」

アルス「うん。分かった」

こうして、アルスはモコモコの家に向かう事にした

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