小説
旅立ち
「アルス…アルス!!」

アルス「は、母上?」

なんと、白い空間からアルスの母の姿が…

「アルス、魔王竜王を倒しにいく事は知っています」

アルス「母上!!何故それを?」

「私は、いつもあなたのそばにいます」

アルス「母上…」

「魔王竜王を倒すには、『聖なる剣』が必要です
しかし、何処にあるかは分かりません」

アルス「そうですか」

「しかし、旅立つには武器防具が必要となります」

アルス「もう持っています」

「今、あなたが持っている武器は長年使っていて刃こぼれしています
そこで、タンスを移動すると、地下への階段が隠れていますので、そこに武器があります
それを使って旅立ちなさい」

アルス「母上!!ありがとうございます」

その後アルスの母は、すーっと姿を消した
そして、アルスは目を覚ます

アルス「ふぁぁぁ、あれ母上?さっきのは夢?」

アルスは、目が覚めた時何やら不思議そうだった

アルス「え〜っとタンスの下だったけ
移動してみるか」

アルスは、母上が言ったのを思い出して、タンスを移動し始めた

アルス「ふ〜ん」

ガガガ…

アルス「あった階段だ
この下に武器があるのか」

アルスは、そう言いながら、階段を下りていった

一つ、また一つと階段を下りていった
そして、階段を下りたら
そこには、『銅の剣(つるぎ)』が置いてあった
アルスは、それを腰に入れた

アルス「うんバッチリ、!?何かまだある。手紙?」

アルスは、『銅の剣』の近くに置いてあった手紙を読み出した


アルスへ―
この手紙をあなたが、読む時は私はもうこの世には、いないでしょう
しかし、ここに入って来たと言う事は、世界の危機なんでしょう
アルス、世界を救うのです
そして、この手紙の裏に鍵が付いています
それを使って、あなたの部屋の引き出しを開けるのです。旅に必要な資金が入っています。
無駄使いをしないように
もう一度いいます
アルス、世界を救うのです
母より



アルス「母上…。俺旅立つよ
え〜っと、手紙の裏っと
これか、母上が残してくれた財産。無駄使いをしないようにしなくてば」

そして、アルスは自分の部屋に戻って鍵を使って机の引き出しを開けた

アルス「あっ、リュックと資金。母上は、こうなる事が分かっていたのか」

10分後―

アルス「よし、出発するか」

こうして、アルスの冒険が始まる

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