小説
ドルーガの洞窟
船を走らせてから、数日が経った

アルス「お〜いテラ、あの洞窟か?」

っとアルスは大声で言った

テラ「おーそうじゃ、あの洞窟じゃ」

モコモコ「やっと着いたのか」

リディア「あの洞窟なのね」

アルス「そだよ
よし、船を洞窟の中に入れるぞ」

モコモコ達「了解」

そう言った後皆で、オールを使い船を洞窟内部へと進ませた

すると―

アルス「何だ、船はこれ以上、進めれないぞ」

テラ「ここに船を停めるしかないのう」

アルス「そだね」

そう言った後、アルスは自ら錨をおろした

アルス「よし、皆 船をおりよう」

モコモコ達「了解」

そう言った後、アルス達は船をおりた

アルス「皆、おりたね。それじゃ、行こうか」

モコモコ達「おー」

そう言った後、アルス達は洞窟を進んで行った

数分後、かなり進んだが、一向にラルット神殿に着かないようだ

アルス「何だ、かなり遠いな」

モコモコ「だな」

テラ「うぬ」

リディア「遠いよ」

そして、歩くこと30分
ようやく、広いところに着いた

アルス「やっとさっきより広いところか」

モコモコ「あーそうだな、俺もう疲れたぜ」

リディア「私も…」

テラ「何じゃこれしきの事でだらしがないのう」

アルス達は、座り込んでいたが立ち上がった

アルス「大丈夫だテラ」

モコモコ「俺もだ」

リディア「私もよ」

テラ「うむ」

アルス「それじゃ行こうか」

そう言った後、アルスは歩き出し皆も歩き出した
さっきまでは、真っ直ぐだけだったが、次は曲がり角があった

そして、また歩き出してから、数日が経った

今度は、宝箱が1つ置いてある部屋に着いた

アルス「はぁはぁ、ん…宝箱があるじゃないか」

モコモコ「ホントかアルス」

っと言いモコモコは宝箱の方を凄いスピードで見た

モコモコ「おーあるじゃねぇか」

モコモコは、さっきまでの疲れが嘘の用に、元気になった

テラ「はしゃぎよって」

テラは、若干呆れている

リディア「ちょっと待って」

アルス・モコモコ「なんだ」

リディア「思い出したのよ」

アルス達「何を(じゃ)」

リディア「昔、おばあちゃんに聞いたの
ラルット神殿に繋がっている洞窟の中に、真実を映し出すラーの鏡があると言う言い伝えを、おばあちゃんに聞いたの
洞窟の名前も聞いたの
確か、ドルーガの洞窟と聞いたわ」

っとリディアは、おばあちゃんに聞いた話を喋った

アルス「ラーの鏡」

モコモコ「聞いたことないぜ」

テラ「ここか、ドルーガの洞窟は」

アルス「何だ、テラも知っているのか」

テラ「うむ、噂で聞いた話じゃったが、まさか本当にあるとはの」

テラは、驚きの様子だ

リディア「テラも知っていたのね」

テラ「うむ、じゃがどこにあるのかは、知らなかったのう」

リディア「ともかく、ラー鏡は今後必要になるかもしれないから、持っていきましょ」

アルス「うん」

モコモコ「そうだな」

っと言いアルスとモコモコは宝箱に近づいて行き、アルスは宝箱を開けた

宝箱開けると、中に鏡が入っていた
アルスは鏡を手に取りリディア達に見せた

リディア「間違いないわ、ラー鏡よ」

テラ「間違いないのう」

すると―

「待て」

アルス達が来た道から、黒い、布を被った謎の奴が現れた

アルス達「誰だ」

皆は、声を揃えて、謎の奴の方に向かって言った

「フン、そんな事はどうでもいい、その鏡をよこせ」

アルス「誰だと聞いているんだ」

アルスは、怒鳴るように言った

「フン、まぁいいよこす気がないなら、力ずくで奪うしかないようだな」

っと言い謎の奴は被っていた布を取った

「我が名は、ガザード、竜王様に使いし者」

アルス「竜王に使える奴だと」

モコモコ「何だと」

テラ「なぬ」

リディア「何よそれ」

アルス達は、驚いた

ガザード「フン、死にたくなければ、大人しくよこすんだ」

アルス「絶対渡すか」

ガザード「仕方がない、お前らを殺すとしよう」

っと言いガザードは、何やら力を溜めだした

アルス「皆、倒すぞ」

モコモコ達「ああ」

アルス達は、ガザードを倒すべく剣などを、抜いた

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