小説
情報じいさん
歩き初めて、10分後

アルス「『光のつるぎ』の場所を知っている人いるかな?」

モコモコ「そうだなアルス」

「もし、そこの旅のお方」

っとアルス達を呼ぶ声が

アルス「俺たちですか?」

「そうじゃ」

モコモコ「じいさん、何か用」

「お主ら『光のつるぎ』を探しているといったかのう」

アルス「はい、言いましたが、何か知っているのですか」

「知っておるのう」

なんと、じいさんは、『光のつるぎ』を知っているみたいだ

アルス「ホントですか
教えて頂けないでしょうか?」

モコモコ「じいさん、教えてくれないか」

「いいじゃろ」

じいさんは、なんなく教えてくれるみたいだ

アルス・モコモコ「ありがとうございます」

「うむ、では『光のつるぎ』が封印されている場所を教える前に何の為に『光のつるぎ』を使うのじゃ」

じいさんは、アルス達に問う

アルス「はい、魔王竜王を倒す為です」

「なんじゃ、今何と」

アルス「魔王竜王を倒す為と」

「何と、魔王竜王が蘇ってしまっていたのか
100年前に勇者『ロト』が倒したと聞いたのじゃが」

じいさんは、かなり驚きながら言った

アルス「そうなんですよ」

モコモコ「あの魔王が」

「それなら一刻も早く、倒さなくてばならない
お主らに『光のつるぎ』のありかを教える」

アルス「はい」

モコモコ「おう」

「うむ、『光のつるぎ』は、ここより遥か北、『ラルット神殿』に封印されているのう
しかし、お主らが『光のつるぎ』の封印を解けるか分からない」

アルス「どういう事ですか」

「『光のつるぎ』はあるアイテムが無ければ、封印を解く事が出来ない」

アルス「ある物?」

何と、『光のつるぎ』の封印を解くには、あるアイテムが無ければ、解く事が出来ないようだ

「それは、『光の玉』じゃ」

アルス・モコモコ「光の玉?」

「そうじゃ『光の玉』を『光のつるぎ』にくぼみがある、そこにはめ込むのじゃ」

アルス「それは、どこにあるのですか」

「どこにあるかは、ワシにも分からない」

アルス「そうですか」

「すまないのう」

アルス「気になさらないでください
『光の玉』は必ずどこかにあるはずです」

すると、何かに反応したかのようにアルスが背負っているリュックが光だした

「なんじゃ」

モコモコ「おい、アルス何かリュックが光ってるぜ」

アルス「ん、何だろう」

そう言いながら、アルスはリュックをおろして、チャックを開け、中身を見た

アルス「何もない、ただ食料だけなのに、何故光ったんだ」

すると、また光だした

アルス「また光った
いったん全部だしてみるか」

そう言いながら、アルスはリュックの中身を出し始めた

数秒後―

アルス「う〜ん、やっぱり何もない」

半ば諦めかけたとき、再び光だした

アルス「何故、中身がないのに光るんだ」

「まだ、あるんじゃないのか」

アルス「そう言っても、ないですよ」

モコモコ「カバーも取ってみたらどうだ」

アルス「うん、取ってみるよ」

そう言いアルスはカバーを取った
すると―

アルス「なんだ、これ」

アルスはリュックの底にあった玉を取り出した

「!?これは、光の玉じゃ」

アルス「えっ!?」

モコモコ「何だって」

「何故お主が持っているのじゃ」

アルス「分からない、亡くなった母上にもらったものなので」

「そうか、お主の母からか
しかし、これで『光のつるぎ』の封印は解かれる」

アルス「ホントですか」

「あぁ、ホントじゃ」

モコモコ「そうと分かれば、早速出発しようぜアルス」

アルス「そうだね、モコモコ」

「待て」

っとじいさんは止めた

アルス「何ですか」

モコモコ「そうだぜじいさん」

「お主らだけじゃ心配じゃ、ワシも一緒にいくぞよ」

アルス「大丈夫ですよ」

モコモコ「アルスの言うとおりだ」

「いや、魔法使いが居なければ、苦労するじゃろ」

アルス「って事は、じいさん、魔法使いなんですか」

「そうじゃ、かなりの腕じゃ」

なんと、じいさんは魔法使いだった

モコモコ「じいさんが、魔法使いだったとはな」

アルス「分かりました、一緒に行きましょう」

アルスは、即 一緒に旅をするのを認めた

モコモコ「そうだな、魔法使いが居れば助かるしな」

「よし、それなら少し待ってくれんかのう
防具を持ってくるけんのう」

アルス・モコモコ「分かりました」

10分後―
じいさんは、いろいろ手荷物を持って再び現れた

アルス「ちょっとそんなに乗せれないですよ」

モコモコ「そうだぜ」

「違う違う、お主らの武器防具もあるのじゃ」

アルス・モコモコ「おぉ!!」

「ほれ、お主はこれじゃ」

っと言いじいさんは、アルスに風呂敷を渡した

アルス「ありがとうございます」

「ほれ、お主はこれじゃ」

っと言いじいさんはモコモコに風呂敷を渡した

モコモコ「ありがとう」

そう言って二人は風呂敷を開き始めた

風呂敷を開けると、中には武器防具が入っていた

アルス「おぉ、すごい」

モコモコ「すげーぜ」

「早く身につけるのう」

アルス・モコモコ「はい」

そう言って、アルス達は今着ていた、武器防具を取り外し

新しい、武器防具を身につけた

「似合ってるのう」

アルス「いいですねこれ」

モコモコ「いいやんこれ」

アルス「身につけたので、出発しましょう
っとその前に、じいさんの名前を教えてください」

「ワシの名前は、『テラ』じゃ」

アルス「テラさんですね」

テラ「テラでいいぞよ」

アルス・モコモコ「よろしくテラ」

テラ「あぁよろしく」

新たな仲間、テラが加わりアルス達は船へと向かった

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あきゅろす。
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