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小さな頃から(↑で読めない方用)
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「うっ……っっ……。」


襲い来る痛みに佑樹の口から小さく呻きが漏れた。
その大きさにアナルの入口が悲鳴を上げている。


だけど冷や汗を流しながらも全てを受け入れた佑樹は、軽い吐き気を催しながらも言い知れぬ安堵感に包まれていた。


―――繋がってる……。


自分の中に亮の物が入ってると思うだけで、胸がドキドキと脈を打つ。




―――動かないと……。


亮は一つも気持ち良く無い筈だからと佑樹は歯を食いしばり、覚悟を決めるとゆっくり腰を振りはじめた。





「っいっ……うっ……。」


動く度、激しい痛みが襲って来るけど今はそんな事気にしている場合じゃない。


一度だけならせめて……亮だけには気持ち良くなって貰いたい……。





「んっ……ふっ…ううっ……。」



懸命に動きながら、無意識に開いてしまった瞳に映った亮の表情は、何かを堪えるように険しくて……眉間に刻まれた皺がまるで怒っているように見えた。



―――怒って、当然だ……。


幾ら亮が優しくても……男とだなんて嫌に決まってる。





「うぅ……ごめっ………。」


自然と……新しい涙が溢れ出した。




それは……次から次へと留まる事無く佑樹の頬を伝い、更には亮の洋服をも濡らしてゆく。





「……ゆう……。」


「……ごめっ…りょう……好きに…なって……ごめっ……。」


何かを言いかけた亮の言葉を遮るように、佑樹は言葉を紡ぐ。


分かってる……分かってるから……と、うわ言のように繰り返しながら、それでも必死に腰を振り続ける。


呆れている?
怒っている?



後悔しないと決めたのに、やっぱり亮に嫌われるのはとても辛くて……。


きっと自分の軽率な行動を、後で死ぬほど後悔するのだろう。





涙を止めることも出来ずに、佑樹が心の中でひたすら自分を責め続けていたその時……信じられない事が起こった。







「泣くな……。」


発した言葉と共にいきなり起き上がった亮が、頭を掴んで来て……。


「……っ!!」

唇に当たった柔らかい感触に、驚いた佑樹は思わず目を見開いた。






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あきゅろす。
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