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俺達は今日も元気です

名も無きお方から『ギャグで一般部員からみたR陣(鳳宍)』という素晴らしすぎるリクエストを頂きました!!













「し・し・ど・さ〜ん!!!」


来た……


何を隠そう氷帝の一般部員は同調(シンクロ)が使える。

これは客観的にほぼ毎日氷帝学園のレギュラー陣を見なければいけない環境に立てば、誰もが会得せざるを得ない業だ。

と、いうか心の支えだ。


「うわっ!暑い!寄るな!あと股間をもっこりさせるな!」


唯一、まともだと認識されている宍戸は長太郎のもっこり部分を手でカバーした。

そこで部員達の中で宍戸もやはりR陣か…と認識が変わる。


「今日も元気なもっこりさんやなぁ〜おはよう、もっこりん」

長太郎ではなく、長太郎の股間に挨拶をする変態眼鏡先輩。

「黙れ、この変態眼鏡。お前のせいで萎えただろうが」


俺達は知っているんだ。このやり取りに変態眼鏡先輩が実は軽くもっこりしている事を。

変態眼鏡せん…変態眼鏡はドMだから。


「なんだなんだぁ?また侑士が変態発言したのか?」

そう言って飛びながら首を突っ込んでくるのは、この時代におかっぱ(しかも赤)のミソ先輩。

この人は割りとまともな方だけど、

「このこのぉ〜変態侑士ぃ〜ふぉう〜」








ノリがいまいちよく分からない。そして分かりたくない。



人間、飛びすぎるとああなるらしい。



「あーん?お前ら、何、部活さぼってやがる」



出た……



またもや200人近い人数でもの同調に成功。



「早く各自のコートに着け。なんだ鳳。いやに練習熱心じゃねぇか。パイルミラージュの練習とは、やるじゃねぇの、あーん?」

跡部部長はお決まりのポーズで満足そうに笑った。

そう、ここではストーキング行為をパイルミラージュと呼ぶ。



「だけど、何か着ないと風邪引くぜ?せめて下着ぐらい着ろ」



ここに来てのまさかの全裸設定に、部員達は夢と希望を失った。



「だよな!?さっきカバーした時、なんか生温いと思ったんだよ!」



宍戸の何もかもを卓越した鈍さに部員一同は黙祷をささげる。



「今日はそうだな…隠れん坊という庶民の遊びをしようと思う」



あれ?部活は?


「あかんあかん、隠れん坊してるとトイレいきたくなんねん」


なんで?


「ふぉ〜!!侑士ってばおっきい方だろ〜ビッグバーン!!!」


もう、お前は黙れ。


「向日さん、正しい日本語で話してください」


お、さすが日吉!!真面目なやつだ!!


「おっきい方ではなくてうんこです」


そこ?そこを訂正するの?


「ごめんなさい。侑士、うんこか?ビッグバーン!!」


どんな素直さ?最後の必要?


「いいんやで?岳人。おれのビッグバーンは誰にも止められないんやで?」


何の話?



「あのさ、別にしてもいいんだけどよ…長太郎が鬼の場合、俺に勝率は少しでもあるのか?」


鳳を覗くレギュラー達は、みんな宍戸先輩から目をそらした。


「何言ってるんですか!!俺が宍戸さんに敗北を味合わせるなんて、そんな事しませんよ!!」


鳳は変態眼鏡から止む終えず借りたブリーフ一枚で、決め顔を作った。


「こういう遊びの時まで本気で捕まえたりしませんよ。ずっと後ろにいるだけです」


隠れん坊…ってなんだっけ。


「あ!!心はどんな時も捕まえていますけどね☆」


宍戸先輩を筆頭に、皆の顔が泣きそうに歪んだ。


「じゃ、じゃあ、鳳を覗いたメンバーでじゃんけんをする」


あの跡部部長が空気を読んだ!!エアーサイト!!


「ちょっと、待ち。始める前に一つだけお願いいいか?」


変態眼鏡にしては、重苦しく深刻な表情で切り出す。

鳳が明らかに嫌そうな顔をした。


「あのな、鬼になった人に言いたいんやけど…俺のことちゃんと見つけてや…?」


次は変態眼鏡から目をそらす面々。


「最後まで見つけずに、もう帰ろうかとかなしやで?気付いたら誰もおらんかったとかなしやで?」


段々、必死さが増してくる変態眼鏡。


「なんや!!なんで目をそらすんや!!そうなった奴の気持ちがお前らに分かるんか!!俺はな…俺はな…分かるんや!!あ、でも、べ、別に俺やないで?俺、そんな扱い受けた事ないもーん。いやいや本間やて」


「わかった、分かったから。侑士、辛かったな」


ここはさすがダブルスといった所だろうか、向日先輩が優しく、少し距離があるところから慰めた。


「あの…じゃんけん…しましょう…」


樺地が跡部部長の背後から芥川先輩を担いで現れた。
なぜ、そのサイズのお前があのサイズに納まる。


何はともあれ、やっとジャンケンが始まった。


「じゃーんけーんぽん!!!」

「樺地が鬼だな」


まさに言いだしっぺが負けるという言葉通り、見事に樺地だけが負けた。


「ウス」


皆が一斉に四方に走り出す。もはや完全に部活時間というのは無視のようだ。


「跡部さん、向日さん、宍戸さん、芥川さん、鳳、日吉…みっけ…ウス」


あれ?ルールは?


隠れん坊は開始2秒で終わった。…かのように思えた。



「ふはははははは!!!俺はまだ見つかってないで!!校舎裏に隠れてやる!!!」




変態眼鏡は嬉しそうに走り去っていった。




「隠れん坊も飽きたし、そろそろ部活するか」



「「「「はい!!!」」」」











こうして、氷帝学園テニス部の部活は開始されます。
早い話、変態眼鏡先輩をいかに、おいだしてから部活を始めるかです。




お父さん、お母さん、こんな部活ですが全国大会に行きます。本当です。僕達は何とか元気にやっています。





追伸・変態眼鏡先輩が校舎裏から発見されたのは、その後、一週間たってからでした。










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なんか…なんかね…ははは…

どうにも勢いだけの話の流れですみません!!!
すんまっせーん!!!

なんか私のギャグはあれです。

台詞→突っ込み→台詞→突っ込みorz

内緒にしてましたがね、私の脳みそコロネなんです。
だから仕方が無いんです。

これがいいわけですが何か?←


折角こんなに素晴らしいリクエストを下さった、名の無きお方、申し訳ないです。゚(●゚´Д)ノ。゚

こんな管理人ですが、これからもよろしく願いします!!

リクエストありがとうございました( ・ω・)






あきゅろす。
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