[携帯モード] [URL送信]

小説
*強奪 シェリアキ
※マークつけるまでえろくないけど、無理矢理キスされたりシェリーさんが酷いのでワンクッション。
格好いいシェリーさんをお求めの方は直ちに回れ右をすることをオススメします。
酷い駄文ですが…それでもOKな方はドウゾ。



強奪


「いやッ…」

「ふふ…泣き顔もなかなか可愛いわよ、黒薔薇の魔女さん?」

「何故なの…シェリー…」








数分前、私はシェリーとのデュエルに負けた。
初めは押していたつもりだったのに、いつの間にかシェリーの戦術乗せられに私はまんまとシェリーの術中にはまってしまっていた…。



先にシェリーに勝負を仕掛けたのはアキの方だった。しかしシェリーがなかなかアキとのデュエルに応じてくれず、咄嗟に負けたら何でも言う事をきくと約束してしまったのだ。
そのせいでデュエル終了とともに、突然シェリーに背後の壁に押さえ付けられた。
サイコデュエリストであるアキは、サイコパワーでモンスターを呼ぼうとするが…デッキを取り上げられてしまったせいで能力が使えず、アキより遥かに長身のシェリーにはアキの力ではびくともしない。
(助けて…遊星…!)

今からされる事への恐怖心から無意識に体が強張る。
「あら、怖がっちゃて…可愛いのね?」
シェリーにハスキーな声でくすくすと笑われ馬鹿にされているようで悔しい。
「何をする気ッ…?!」

「怯えないで?痛くはしないわ、それにしても16歳とは思えない体ね」
シェリーはそっとアキの胸に触れ、服の上からやわやわと感触を確かめるように揉み始めた。
「いやぁッ!シェリー…?!」
口からは小さく悲鳴が上がる
(遊星…ッッ!)
むにゅり、とアキの年齢には確かに不釣合いな大きな胸をシェリーの長く細い指先が触れる度に、心の中で愛しい人の名を何度も何度も呼ぶ、しかしそんな胸中を見越したようにシェリーはアキに

「ふふ…遊星の事でも考えているの?」


「な……ッ!」
目を見開きシェリーを見上げると、アキが慌てているのをさも楽しそう見ていた
「あら図星のようね?遊星とはしたの?」

「なッ何を馬鹿なことをッ…!」

シェリーは片手でアキのブラウスをずらし、胸の近くに赤い鬱血の後を見つけるとにやりと笑い、
「フッ…遊星ったら意外と情熱的なのね…ますます欲しくなったわ。」


と耳元でとんでもない台詞を吐いていく。
顔には血液が集中し、頬が嫌でも朱に染まる。

(嫌…こんなのッて!)


「ねぇ…アキ?遊星はどんな風にキスをするの?」
真っ赤に顔を染めているアキの顔を覗き込みながら、こんな風かしら?
と、シェリーはアキの柔らかく形の良い唇に吸付き、角度を変えながら啄むようにキスをした。
「んっ…!!」

アキの抵抗も虚しく、さっきまで啄むようにキスをしていたと想えば、突然深いキスに代わり、くちゅくちゅとシェリーの舌が私の口内を荒らす。
「はぁッ……はぁッッ!!」

あまりにも深く長いキスに酸素が足りなくなり、唇が離れたと同時に、ガクンと足の力が抜け、壁に体重を預けながらヨロヨロと座りこみ肩を上下させながら必死に酸素を求めて息をする。
一方シェリーは肺活量の差なのか息を乱すことなく、美しい金髪をふわりと掻きあげ、地べたに座り込んだアキを見ながら意味深な笑みを浮かべ立っていた。


「これだけ胸が大きいなら、こんなこともしてあげているんじゃない?」

「ッ…触らないで!」

シェリーも腰を降ろすと荒い呼吸を繰り返すアキの胸の谷間に顔を挟んで無理矢理アキの両手を掴み胸でシェリーの顔を圧迫し始めた。これではまるでアキがシェリーに胸で奉仕をしているようだ。

「ん、柔らかくて気持ちがいいわ…コレ遊星は喜んでくれたの?」

「嫌ッ…もう…お願い…」
これ以上こんな恥ずかしいこと出来ない…!

先ほどから‘遊星’と言う単語を聞くだけで、遊星と交わしたくちづけや夜の記憶が脳裏に甦り、嫌でも体の奥が熱くなる。
ぺろ…と白く柔らかいアキの胸にシェリーの赤いぬらぬらとした舌が這う
自分の白い肌に這うシェリーの真っ赤な舌のコントラストが視覚的にもとても卑猥にみえる。

「や…めて…」

しかし言葉とは裏腹にシェリーに触れられてからというもの、顔はほてり、体は与えられた快楽を貪欲に求めて疼きだす。

何故シェリーは私にこんなことを…。
まわらない頭で必死に考える。

「あら、もう限界?目がうつろね、こんなんじゃ愛想を尽かされるわよ?」


アキの目から恐怖、羞恥、悲しみのどれとも分類の出来ない涙が溢れだす。


どうして…シェリーは私にこんなことを?



細い指先が私の頬を伝う涙を拭った。

「いや……」


「ふふ…泣き顔もなかなか可愛いわよ、黒薔薇の魔女さん?」

「何故なの…?シェリー…どうして貴方がこんなことを…私にこんなことしても遊星は…振り向かないわ、それとも遊星といる私がそんなに憎いの?シェリー…そこまでしてチームに入れたいの?」

シェリーの真意がわからず、考えられる理由を一つ一つぶつけて見る。
しかしシェリーはくすりと笑うと、アキの頬に両手を添え、顔を固定するとアキの目を見て真剣な面持ちでゆっくりと口を開いた。


「残念ながら少し違うわ…確かに、私は遊星に興味がある」

「なら…」

こんな事しても何の意味もないわ、そう言おうとした時だった。


「フフフ…わからないの?十六夜アキ、私は貴方にも興味があるのよ。」



その一言に私の表現は途端に凍り付いた。


「ねえ…アキ私の物にならない?」

悪いようにはしないわ…。

私がシェリーの言葉を聞くと同時に意識を奪われた。



十六夜アキ…たっぷりと可愛がってあげるわ、近い内に不動遊星も一緒に、ね。
どんなことをしてでも奪い取って見せる…
全ては計画のため、
手段は選ばない。




後書き


3月3日といえば女の子の日!女の子の日といえば初ちょ…げふげふッ!じゃなかった百合の日でしたね!(それもどうなの)
なのでシェリアキです、百合とかどう書いていいのかわからなかったのでgdgdすぐる。
力関係的にはたぶん
アキ<シェリー<<<覚醒ブルーノ
こんなカンジになるんかなぁ?
というか個人的に覚醒青シェリのが興味あるんだけど…。
強い女の子が力に屈する様ってなんだかどきどきするよね!


あれ、なんか引かれる?


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!