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恋の音(心臓から咲く花)
(ねぇ、私の神様になってよ)
心臓を埋める水の名前
天国は彼方です
瞳の海に飛込みたい
肺を買う
赤い雪
哀しみに怯えないで
水分過多なの、私の心臓。(ぶわぶわに膨張して肺を押し上げる。)
含んだ劇薬に舌がとろけてゆく





(彼方→あちら、でも、かなた、でも。もし伝わりにくいなと思われれば平仮名でも。どうぞお好きに捉えて下さいまし。)





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