仕事終わりの話
(side:雅斗)





「んーっ、疲れた…」

「雅斗、今日もお疲れ様。」

「んー。」



仕事終わりの車の中。

俺はググッと伸びをした。



─はぁ、本当に疲れた…。



そう思って、内心ため息を吐く。

そんな俺を知らないマネージャーが、陽気な声で話しかけてきた。



「新曲もいい感じね!絶対に売れるわ!!」

「んー。」



マネージャーの声を適当に聞き入れながら、早く帰って寝たいと考える。


ここの所睡眠時間が短くてなっていて、凄く眠たい。



「話聞いてるー?」

「んー。」

「…全く!聞いてないでしょー。」



拗ねたようなマネの声が聞こえたが、あえて無視をした。

折角今日も頑張って仕事をしたんだ。

少しぐらい休ませて欲しい。



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