自称大翔さん
「取り敢えず話したいから、場所変えようか。」
「……うん。」
どうなってるんだろう。
声は大翔さんだ。
俺は疑いの目を向けながらも、自称大翔さんの後を着いて行った。
□
場所を変えて喫茶店。
自称大翔さんが連れてきてくれた所は、全体の雰囲気が大人って感じなお店。
高校生じゃ入りづらい、お洒落な場所だった。
「俺はコーヒー飲むけど…、和樹は何が良い?」
「…う〜ん。」
…ど、どれにしよう。
凄く迷う…。
メニューの中のケーキの文字を一心に見つめて、ウーンと唸った。
本当にどうしよ…、
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