自称大翔さん




「取り敢えず話したいから、場所変えようか。」

「……うん。」





どうなってるんだろう。

声は大翔さんだ。



俺は疑いの目を向けながらも、自称大翔さんの後を着いて行った。









場所を変えて喫茶店。


自称大翔さんが連れてきてくれた所は、全体の雰囲気が大人って感じなお店。

高校生じゃ入りづらい、お洒落な場所だった。



「俺はコーヒー飲むけど…、和樹は何が良い?」

「…う〜ん。」



…ど、どれにしよう。


凄く迷う…。


メニューの中のケーキの文字を一心に見つめて、ウーンと唸った。

本当にどうしよ…、



BACKNEXT
[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!