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有料ミッドナイト*
※イザシズでです。
※臨也(現代)×静雄(ショタ)
※アイスプレイ


























久しぶりに池袋に用事があって、その用事(まあいつもの通り情報収集だ)を済ませたあとの帰り道だった。



「あ」
「……あ」


だいぶご無沙汰だった気がする。


俺は、口に飴をくわえてランドセルをしょったシズちゃんに会った。





有料ミッドナイト






「やあ。久しぶりだねえ」

「………いざや」


俺の姿を発見した瞬間、顔をむすっとさせてこちらを睨む。
シズちゃんは、ちょうど学校の帰り道だったようで、幽くんは?と聞くと彼は係りの仕事で学校に居残っているらしい。


一人で帰路を歩いていたシズちゃんは、なんだか寂しそうにしょげていた。
――そうか、一緒に帰る子がいないんだもんな。弟が恋しくなるのもわかるよ。


彼は俺のことが嫌いなような素振りばっかり見せるけど、これでも結構なつかれているほうだ。
小さいころから彼を見守って(?)きたせいか、ちょっかいをかけてもそこまで怒らない。

本気で怒られたのは、以前彼の気になっている人を聞き続けて真っ赤になった彼に思いっきり太ももを殴られたっきりだ。(顔に手がとどかないので太ももってとこがまた可愛い)



そこで、俺は沈んでいるシズちゃんをそれとなーく誘いこんでみた。

「シズちゃんさ、お腹すいてない?」
「…まあ、すいた」

「それじゃあ俺んち寄りなよ。今ちょうどそこのコンビニでこれ買ってきたばっかだから」


そういって、片手にぶらさげていたコンビニ袋を掲げるとシズちゃんはいいように食いついてきた。
「…それなに?」
ぐ、と距離を近づけてきて袋の中身を覗く。
その姿があまりにも可愛くてなんとかなりそうだったが、にこにこと作り笑顔を保ってみせる。


「チューペット、って知ってるかな」
「ちゅーぺっと。……なに?」
「細くて長い容器の中にあらかじめジュースが入ってて、それを凍らせて食べるシャーベットみたいなやつだよ」

見ればわかるから、と半ば無理やりシズちゃんの手を引いて、俺は自宅へと歩き始めた。
きゅ、と握りかえしてくる小さい手が可愛らしい。


さっきシズちゃんに説明してやったチューペットアイス。
何故俺がそんなものをわざわざ買ってきたかというと。



細くて長い。

冷たい。

先が丸くてつるつるしてる。



まあこの条件で検討がつくように、こんなものを自分で食べるために買ったわけではない。
しかし、買ってすぐ使おうと思っていたといえばそれは嘘になる。


偶然にも、ちょうどいいタイミングにシズちゃんが通りかかってくれたから。



「もうすぐ着くよ」

新しく池袋に構えた事務所兼自宅がいくつかの雑居ビルの合間から覗いて見えた。
高まる気持ちを一生懸命抑えながら、俺はシズちゃんを離さないように手に一層力をこめる。



シズちゃん、ごめんね?

そんな不安そうな目で見られたら今さら罪悪感沸いちゃうでしょ?




*****


「時間、大丈夫?お母さん心配しない?」

「うん、まだ、へーき」

自宅に着いて、シズちゃんを近くのソファに座らせる。
シズちゃんがそわそわしながら俺のことを見ていたので、冷たいからねと一言告げてアイスを袋から取り出した。

「………」
「これ、食べたことあるでしょ?」
「うん、ある」
「やっぱりね」

ぶどう味とりんご味を二本出して、シズちゃんの目の前でそれをぶらつかせる。

「どっちがいい?」
「…ぶどうがいい」

「そう?…まあどっちでもいいんだけどさ、」
そういって俺はシズちゃんが座るソファの隣にぼすんと腰を下ろした。

「これ、食べる前に一個俺の言うこと聞いてくれないかな?」

シズちゃんは不思議そうに首を傾げてこちらを覗きこむ。
俺は、そんな彼の体をゆっくり後ろに倒して、片足だけを床に下ろす。
シズちゃんの体の上に覆い被さって頭を撫でてやると、気持ちよさそうに目を細めた。

「すぐ終わるからさ」



*****


「っん、あ、あ、」


くちゅくちゅと部屋に響く水音は、先ほどのアイスをすすっている音ではない。
シズちゃんに差し出した細長いチューペットアイスは、ただいま彼の熱によって溶かされている状態だろう。

一回やってみたかったんだ、これ。

まだ幼げの残る小学生をこんなふうに辱めるのは外道にもほどがあったが、そんなことは承知の上だった。
着ていた服を脱がせ始めると、シズちゃんは何をするのかと抵抗してきたがそんなのはお構いなしだ。
俺は、このためにあのチューペットアイスを買ってきたのだから。


下を全て脱がし、アイスの先端を彼の後ろに当てる。

どうやら予想以上に冷たかったのか、シズちゃんは小さく声を上げた。
大丈夫?と聞くと、騙したのかとでも言いたげな顔で俺を睨みつけてくる。

「我慢して、ね?終わったらこれシズちゃんにあげるから」

「っいらないっ」
「そんなこといわないの」

そういって、軽く当てていたアイスの先をぐり、と中に押し込む。

「…あっ、」
これがアイスでなかったとしても、こんなこと体験したことがないシズちゃんは苦しそうに顔を歪ませた。


ゆっくりゆっくり中に入れていき、次第に彼の口から漏れ出す声も大きくなっていったところで、今に至る。


「んっ、い…ざ、っぁ」

最初は嫌がっていたシズちゃんだったが、こうして中での動きをエスカレートさせてやると、どうもよがっているようにしか見えなくなってきた。

「や、ねえ…っも、」
「もっと奥がいいのかな?」
「ちが、っんん、ぁっあ」

まだ溶けきっていないアイスをぐ、と奥まで入れてやると、シズちゃんはさっきより高く、大きな声を出した。
ずぷずぷと音を立てながら出し入れすると、それに合わせて彼の腰が痙攣したように動く。

それが面白くて、さっきより激しく速さを増してみる。


「あ、んっ、やだぁっ!」
「気持ちいい?シズちゃん」
「気持ち、わるいっ、あっ、あ」
「俺には気持ちよさそうにしか見えないよ?はは、ませてるねぇシズちゃんは」
「…っ、い、ざや…っ」
「なあに?」

「も、…ぁ、っあ、だめ…っ」


達するという感覚がわからないかわりに、シズちゃんは"だめ"を使う。

それがわかった俺は、これでイってしまわれるのはもったいないので、彼自身を片手に握り、軽くこすってやった。

すると、彼は体を大きく反り返してびくんと反応した。
「あ、あ、」
擦るスピードを上げると、シズちゃんはきゅ、と俺の服を掴み、

「っいざやぁ、っん、もっと…っ」

と言ってきたのだ。

一瞬耳を疑ったが、本人のご要望ならば仕方がない。
すっかり溶けきったアイスを奥深くまで押し込む。

「いい子だね」

そういってシズちゃんのいいところを的確に咎め、


「あ、んっ……っ!」

シズちゃんは、実に子供らしくない声を上げて、チューペットアイスで初めての絶頂を迎えた。





*****



「怒んないでよー。おいしかったでしょ?アイス」

「……ふざけんなっ」

「あれ?もっとって言ってたの誰だっけ?」

「………っうるせえよ!」


くすくす笑ってやると、シズちゃんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまう。たっぷり時間をかけてアイスを味わった後は、なかなか力が入らないシズちゃんを抱き上げて優しく服を着させてあげた。
目をとろんとさせて顔をほんのり赤くさせている姿は、うっかりこれ以上のことをしたくなってしまいそうで危なかった。



シズちゃんを家に連れこんだときからだいぶ時間が経った。

俺は、拗ねているシズちゃんに自宅の電話番号を無理やり聞きだし、携帯にその番号をダイヤルする。

と、そこであることを思い出し、スピーカーを耳から離して言った。

「そういやシズちゃん、」

「…なんだよ」
「チューペット、冷凍庫に入ってるから食べていいよ」

「いらねえし!」


久しぶりに、また殴られた。












大人の階段こうぜ
(正気じゃないかもしれないなぁ。)






『もしもし?折原という者ですが』

『お宅のお子さん、今日はもう遅いのでこちらで預かりますね』











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