「滝ちゃん」
「何だ?」
名前を呼ばれて視線を上げると、喜八郎が鍬を振り上げて立っていた。
「き、喜八郎…何の冗談だ?!」
「滝ちゃんの裏切り者。私は友達じゃないって云うの」
「はぁ!?」
「そーだよ滝夜叉丸くんっ!」
今度は茂みから斎藤タカ丸さんが飛び出してきた。
この調子だと三木ヱ門の奴も―――
「私は別にお前を友達だとは思ってないぞ。ただ、いい好敵手だとは思うが」
「……何なんだお前達は…」
ユリコだかを引き連れてやって来た三木ヱ門の登場で、やっと何か意図するものがあると気がついた。
「私、見ちゃったんだけど」
「何をだ」
「1年は組の3人組に、『友達が居ない』って溢しているところ」
「ああ、」
あれか、と弁解しようと前に出たら、暗転した。
………
……
…
ああ、落とし穴だ…
「おい、喜八郎!訳も聞かずにいきなり何だ!」
「滝ちゃんなんか一生そこで反省してればいいんだーって綾部くんは言ってまー…あ、待ってよ綾部くーん!」
足音が遠ざかる。
この高さ、どう上まで上がるべきか……
「おい、滝夜叉丸」
「…ん?」
「喜八郎は冗談抜きにお前を友達だと思ってるんだから、軽はずみなこと言うのは止せよ」
何故だろう、三木ヱ門の癖に男前じゃないか…
まあ私には負けるがな。
「…私だって喜八郎は友だと思っているさ」
「ならいい。じゃあな」
「…………」
放置かーッ!
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ダレも助けてくれない←
弁解すると
昨日の放送であーやちゃんが拗ねればいいと…で、三木が男前だといいなとああすいません
タイトル関係ないし\(^O^)/おわたー
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