※現パロ
4年が高校生(18)
タカ丸だけやっぱり年上(20)
「あやりん寒いよー!
お酒買ってきてぇえ!」
「売ってくれませんよ」
「あー鬱陶しいからよそでやってくれ」
誰かが「今日は流星群が見られるから、天体観測に行こう」なんて言い出すから、夜中にこっそり家を抜け出して、近くの高台までやって来た。
何故年の離れたタカ丸さんが居るのかといえば、「保護者が必要だから」だそうで。
「…逆に面倒見られてると思うがな…」
「なぁに滝ちゃん何か言った?」
「うわ、くさ、タカ丸さん、もしかして家でお酒飲んできましたか?!」
「ちょっとだよ、ちょっとー
ね、あやりん」
「…ちょっと?」
綾部が首を傾げているところから察するに、ちょっとじゃないのは確実だった。
酒の匂いにあてられたのか、三木ヱ門が顔を赤くして芝生に座り込んでいる。
「大丈夫か…全く」
「実はな…ソーダと間違えて梅酒を飲んでしまった」
「…馬鹿か」
「あ、流れ星」
綾部が空を指差すと、どこからともなく星が流れてきて、空に光の線が幾つも引かれては消えていく。
私たちはいつの間にか、寒さも忘れて星に見入っていた。
「綺麗だな」
「ああ」
「お願い事した?」
「ええまぁ」
「なになに教えてー!」
「いやですよ」
天体観測
(みんなで夜更かし)
翌日、私たちは全員寝不足で遅刻した。
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タカ丸凄くたちの悪い酔っ払いだね
多分ずっと綾部にひっついてるんだよ
というか成人してるとはいえ高校生が飲酒は許されますか
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