=入口=
還元と絶望の詩(死の考察の考察の一部)
死を思う私は
泣きたくなるし笑いたくなる
悲しくないし虚しくないし、
ただまっとうに見つめることは
躊躇しながら薄れていく名前の無い感情
それっぽいなぁと思う
死を考える時は
眠る寸で(寸前)や煙草の火を消す一瞬
ドキドキするしハラハラする、
そういえば恋に似ているかもしれない
だけどずっと遠くの憧れに近い
全然違う…は、否定の言葉。
死は手を繋ぐと
実は温かかったり冷たかった
キスをしてみたら大抵目が覚めて
夢だったなと気付くから変な顔になる
生きていることはそれだけでまるまるで
ばつばつではいけないのか?
だからね、明日はやめようと思う
死についてのいろいろを
無表情なまま無感情なまま知りたい
そんな明日はやめようと思うって、
いつからかいつだって考えているの
だけど、なのに。
だけれども、ホラ…
死は突然変異のように脳ミソ犯すから。
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