=入口=
ピンクガール
小道を抜ければピンクガール
鈴の似合う子猫、「コンニチハ」
悲嘆に暮れる地平線に星がいつも流れてる
奇跡なんかじゃないよ
消滅する光になんか願わない
リボンの着いたスカートで
優しい君を追いかけて
天使の階段に手を伸ばすフリ、キス
日の温かな公園を抜けて
ピンクガール、ブルーボーイ
星の無い日に子猫が泣いてるよ
哀しくなった、君が笑わないから
この地平線から奇跡を届けたい
少し古びたロッキンで
強がる自分を振り切って
キス、とびっきりの「ハジメマシテ」
にゃあにゃあなくの
抱きしめてほしいわけじゃない
ただ泣いても良い、ピンクガール
だってそれじゃあ君は怒るよ
だからふざけて笑ってるよ
いつものシッポを絡めて
優しい君に喉を鳴らす
日が昇れば星は消えるのよ、
さよならも残せない
だから振り向くのよ、「バイバイ」
君が笑った、
でも泣きそうな顔で
やっぱり少し哀しくなった。
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