[携帯モード] [URL送信]

「お前は何故こうも役に立たぬ屑なのだ」振り下ろされる拳はあまりにも重く、そして辛い。「私は私なりに懸命に…、」「懸命に?」悪いのは全て私なのに、反発してしまいたくなる、全てを誰かのせいにしたくなる。どうせならば殺してほしいのに、貴方は何故私の命を奪わないのです。「懸命にした結果がこれか」お願いです。楽になりたい。もう、前に進む勇気さえ欠片もないのです。「まるで殺してくれと言っているような目だな」全て分かっているくせに。「お前を殺す事には価値がない」こうして生かされ、明日もまた繰り返されるのだろう。それなのに私は、まだ誰かのせいにしたがっている。

戻る


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!