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尚香・孫策
尚「それで、玄徳様、何ていったと思う?」
貴「なになに?」
尚「焼き芋にはマヨネーズをかけるって言ったのよ?私瞬時にキモッ!ていっちゃってさ。玄徳様は聞こえなかったみたいだけど」
貴「マヨネーズはないよね」
尚「ほら、一緒になるのに食べ物の思考って大事じゃない?私玄徳様と一緒になるのやめようかなぁって思ってるの」
貴「えええ、マヨネーズが原因はないわー」
尚「あら?策兄様、寝てしまってるわ」
貴「はー。ご飯、食べるだけ食べて寝るなんて。幸せな人だね」
尚「兄様、めっちゃ汗かいてるわね」
貴「ほんとだ、もうすぐ冬が来るっていうのに流石だね」
尚「この間ね、策兄様と腕相撲をしていたのだけど」
貴「うんうん」
尚「勝負がついた時、色々あって近くにあった権兄様が大事にしている虎のお人形をビリビリに破いてしまったのよ」
貴「うん。すごく違和感ある話だね」
尚「そしたら策兄様ったら私のせいにして逃げたのよ?私怒って近くにあった出刃包丁片手に兄様をおいかけたのだけれど、見失っちゃって…」
貴「やっぱり違和感が…」
尚「そのあと、権兄様に凄く怒られたわ。理不尽に思って、権兄様の泣き虫!童貞!疑心暗鬼!って言って逃げたけど」
貴「そ、そう…(孫権さん…)」
尚「あーもう、思い出したら腹たってきちゃったわ!貴女、マジックある?」
貴「…油性マジックしかない」
尚「むしろ永遠に消えないマジックでもいいくらいだわ」
貴「その場合結構重い罰にっちゃうよ」
尚「おでこに肉とか、そういう蜀みたいな庶民が考えるような文字はつまらないわね」
貴「あんた…」
尚「変態野郎…は本当のことすぎて駄目ね」
貴「それは…まぁ…」
尚「そうだわ!ブリーフ、にしましょう!ブ・リ・−・フ!よし!」
貴「(本当に当分消えないよそれ…)」
尚「兄様起きて!」
貴「起こすの!?しかも平手打ちで!?」
策「なんだよ尚香…気持ちよく寝てたのに…」
尚「ほらほら、鏡みて!兄様男前だわ!」
策「本当か!?ちょっと寝たら男前度って上がるもんなのか!?」
尚「そうよ、ねぇ貴女?」
貴「ふ、振らないでほしい…」
策「ふーりぶ?なんだよこれ。な、消えねえぞ!?」
尚「違うわよもう鏡は逆に映るの。ブリーフでしょ!ブリーフ!」
策「何だよぶりーふって。ていうか尚香、これ消えねぇぜ!?」
貴「まぁ、油性ですからね」
策「くっそー尚香、やりやがったなー!」
尚「ふふふ!兄様ったら、寝起きで頭がぼさぼさよ!」
策「ははは!毛は短くしたから元々この髪型なんだぜ!」
貴「いやいやいや!声だけ聞いてるとなんかほのぼのしてますけど、あんたらやってること器物破壊ですからね!?ちょ、尚香そんなの投げないで!ギャー!孫策さんそれで防御とかやめてくださ…おぶっごふっ」
策「やっべ、貴女に当たっちまった!大丈夫か!?」
尚「兄様がDVDケース投げるのが悪いのよ!」
策「つーか尚香が投げた壁掛け時計も貴女の腹に当たってるぜ!」
尚「強い体になったわね貴女」
策「偉いぜ貴女」
貴「…いだい」

(091109)

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あきゅろす。
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