[携帯モード] [URL送信]
徐晃・呂布
貴「ちょっとちょっと、近いんですけど…その触覚みたいの邪魔です。何も隣に座らなくても」
呂「兄妹の距離を縮めているのだ。照れるとは可愛いな」
貴「なにその前向きさ!?」
呂「ん?誰か来るのか…?」
貴「本当だ。クローゼットが見たこと無い揺れを発してる。あ、誰が来ても喧嘩しないで下さいよ」
呂「ふん」
徐「こ、ここは…!」
貴「わー。徐晃さんだ。初めましてようこそ」
呂「チッ」
貴「舌打ちしないで下さい」
徐「そなたは…」
貴「貴女と申します」
徐「もももしやここは噂の…」
貴「あ、そうです。未来で…」
徐「妖精の国でござるか!」
貴「そうそう妖精の………え?」
呂「何だこいつキモイぞ貴女」
徐「拙者は妖精の国に来れたのでござるかー!貴女殿は妖精…はっ!大きさは手のひらくらいではないのか…」
貴「あの…何言ってんですか…何か…大丈夫ですか」
徐「む?なんと!呂布に似た妖精までいるのか…」
呂「おい貴女…俺の事を言っているのかこいつは」
貴「う、うん。勘違いしてるみたいだから、怒らないであげて下さいね」
呂「貴女がそう言うなら…」
徐「貴女殿、そなたは空も飛べるのか?」
貴「どこの知識ですか!?」
徐「となるとこの呂布っぽい者も飛ぶのか…うーん、気色が悪いでござるなぁ」
貴「変な想像しないでくれますか!?」
呂「いや貴女、俺も案外飛べるかもしれん」
貴「飛べねーよ!?何案外って。何で案外とか言うの!?」
徐「張コウ殿とは知り合いでござるか?」
貴「う…。なんですかいきなり」
徐「張コウ殿も、いつも自分は妖精だと言っていたので」
貴「妖精さえも逃げるあの見た目と長身の意外と年重ねている張コウさんなら分かりますが、彼は妖精ではないと思います」
呂「毒舌な貴女も可愛いな」
貴「いや、私はただ真実を…」
徐「それは残念…。ところで貴女殿、拙者一度、羽と言う物をみてみたかったのだ」
貴「いや…あのだから、妖精じゃないんで羽ないですってば」
徐「羽のない妖精もいるのでござるか!」
貴「成る程、徐晃さんは天然でめんどくせぇタイプか」
呂「俺にも羽はないが、どうにかなれば飛べるだろう」
貴「何でそういう嘘つくの!?どうにかってなに!?あれだ!死ねば魂は飛んでくってか!?」
呂「俺は死なん。何故なら最強だからだ」
貴「うん!馬鹿さなら最強だわ!それなら認めるよ!」
徐「せ、拙者もどうにかなれば飛べるのでござるな!」
貴「馬鹿に乗っかるなそこ!」

(090524)

[前←][次→]

あきゅろす。
無料HPエムペ!