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呂布・張遼
呂「その1!貴女に近づくゴミ虫は排除せよ!」
張「貴女に近づくゴミ虫は排除せよー」
呂「その2!貴女が安全で快適に過ごせる環境を作れ!」
張「貴女が安全に過ごせる環境を作れー」
呂「その3!貴女との時間を有効に使うべし!」
張「貴女との……以下略」
貴「あの…何やってんですか」
呂「帰ってきたか!待ちくたびれたぞ!今日は寒かったろう、今張遼にコーンスープを作らせるからな。ほら、こたつもあたためておいたぞっ!」
張「少々待たれよ」
貴「あ、お構いなく…」
呂「俺の隣がガラ空きだ、ほら、共に林檎でも食そう。張遼、林檎もむけ」
張「はっ!」
貴「いや本当にお構いなく…」
呂「疲れたろう。張遼に後で肩でも揉ませてやれ」
貴「張遼さん使いすぎだろ」
呂「さぁ、今日の出来事を兄さんに話せ」
貴「いや、話しませんけど」
呂「なんだと。兄さんに言えないことでもあるのか。はっ!まさか痴漢!?もしくはパワハラにでもあったか!?」
貴「妄想も大概にして下さい」
呂「もしそれが事実ならば俺がそのクズ共を二度と足が地につかないようにしてやる」
貴「それ殺すって事ですね」
呂「そうではない。俺の大事な妹に手を出したりしたら死だけでは済まされんようにしてやるという事だ」
貴「うんだからそれ殺すって事ですね」
呂「本来ならばこんな意味の分からん奴らばかり生息する世界から連れ戻し一生俺のそばにおいているのだがな」
貴「連れ戻すって私は元からここの世界の住人ですがね」
張「貴女、コーンスープと林檎だ」
貴「あ、ありがとう張遼さん本当すみません!」
呂「おい…どういう事だ張遼」
張「何がでしょうか…」
呂「林檎はうさぎさん型に剥けえぇー!!」
張「も、申し訳ありません、今一度剥いて…」
貴「いやいやいやいいから!どんだけ厳しい審査だよ!誰も分かんない答えだよ!」
張「…すまん」
貴「いえ…(これは確かに苦労するなぁ…)」
呂「ふん!今回は貴女の優しさに救われたな。だが次はないと思え」
張「…うさぎさん型ですな。承知しました」
呂「当たり前だ。大体貴女を呼び捨てにしている事も気に入らんぞ。彼氏気取りも大概にしろ」
張「はぁ…」
貴「さっきから黙って聞いてりゃ…。私は呼び捨てでいいですからね張遼さん」
呂「ならん。張遼がつけあがる」
貴「じゃあ呂布も私の事は様付けにして下さい」
呂「な、何故!?嫌だぞ!」
貴「張遼さんが呼び捨てなら呂布も呼び捨てでいいですよ」
呂「くっっ……!!!!……わかった」
貴「張遼さん射殺する勢いで見ないで下さい」
張「…すまないな、貴女」
貴「お察しします」
呂「ほら貴女、俺が食わせてやろう。口を開けろ」
貴「嫌ですけど!」
呂「何故」
貴「気色悪いです!」
呂「兄妹のメモリアル作成の何が気色悪い!開けろ!」
貴「死んでも開くか!」
呂「お前をそんな頑固者に育てた覚えはないぞ!」
貴「育てられてませんからね!会ったの2度目だしね!」
張「呂布殿、いい加減になされよ。少しは貴女の気持ちも察してあげなされ」
貴「張遼さん…!」
呂「き、気持ちだと?」
張「はい。貴女は、恥ずかしがっておられるようです」
貴「ちょーりょー!!」
呂「そうか…可愛いな。やはり張遼、林檎はうさぎさん型に剥いてやれ」
張「承知しました」
貴「恩を仇で返すな髭が!」

(0900331)

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