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趙雲・姜維
貴「そういえば、何でだろ」
姜「どうしました?」
貴「いやね、三國君、私の名前知ってたんだよね。何でかなーって」
趙「…」
貴「挨拶も諸葛亮起爆剤のせいで行けなかったのに」
趙「……」
姜「あぁ、それは丞相が」
超「姜維殿」
姜「え、あ、そうでしたね。さて、何ででしょうかね!」
貴「……」
趙「……」
貴「……」
趙「…………あ、お風呂沸かしてきますね」
貴「待てーい!風呂沸かすとかしたことないくせに!なんか隠してるよね!?絶対隠してるよね!?」
趙「何も隠してなどいませんよ!」
貴「汗拭いてー。落ち着いてー挙動不審すぎるー。でも爽やか笑顔だけは崩さなんだね!」
趙「普通です」
貴「言え」
趙「何もないです」
貴「きょーい君」
姜「な、何もないですよ!」
貴「姜維君、君は諸葛亮がしたことを恥じるのかい?」
姜「えっ、それはどういう意味ですか?」
貴「諸葛亮がした事をひた隠しにするという事は、つまり師匠がした事が恥ずかしくて言えないという事ではないのかい」
姜「そ、そんな事は絶対ありません!丞相はすごい人なのですから、恥じるなどという行為こそがまさに恥!」
貴「じゃあ三國さんに何をしたのかいえるよね」
姜「はい!丞相は三國殿に」
趙「姜維殿!!」
姜「趙雲殿は丞相の行為を恥と仰るのですか!」
趙「勿論だ!」
貴「言い切った!」
姜「なっ…丞相に何てことを…!」
趙「普通はそうだろう!うちのブレーンが不幸の手紙送りつけてりゃ誰だって」
貴「なんだと」
趙「だから不幸の手紙送りつけてりゃ……あ…」
貴「……」
趙「ふ、福岡の手が見送り続けりゃ…」
貴「苦しいなそのごまかし!」
姜「趙雲殿…」
趙「不覚…」
貴「不幸の手紙って…ほんと…頭痛くなってきた…」
姜「不幸の手紙というよりは、あまり貴女に近づかないように、みたいな事を週に2、3通程」
貴「なんて迷惑な…!うわぁごめんなさい三國君、いや三國様!」
趙「何か…三國殿に詫びの物を調達してきましょうか…」
貴「いや…うん…だね」
姜「丞相は貴女様を心配して!」
貴「心配か…」
趙「貴女様、そんな遠い目をせず…」
貴「…もう完全にばれてるよね…もう諸葛亮本人に謝罪させたい…でも会わせられないよなぁ…」
姜「丞相はいつも三國殿に手渡しで手紙を預けてますが」
趙「わっ!貴女様がぶっ倒れてしまったぞ!」
姜「ええ!?どうすれば……そうだ、三國殿を!」
貴「もう追い打ちかけないで…」

(090329)

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あきゅろす。
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